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バンパーの特徴と塗装や修理


車を守るバンパーからの変化



バンパーとは、素材の弾力性やバネの力などを利用して外から加えられた衝撃や振動を吸収または緩和するための緩衝装置のことです。運送用の機器や、機械の部品などに利用されている場合があります。しかし現代、一般的には車の前後に取り付けられた衝撃や振動から車本体を守るものを指すことが多いです。車の前部分のものをフロントバンパー、車の後ろ部分のものをリヤバンパーやリアバンパーと呼ばれています。

FRPと呼ばれる繊維強化プラスチックやABS樹脂、カーボンファイバー、鉄、ポリプロピレンなど様々な素材で作られています。樹脂系の素材で作られたものは塗装をして表面を加工しているものが多く、金属系の素材で作られたものはメッキ加工されたものが多いです。金属系の素材で作られたものは、強度があり衝撃によって変形することは少なく、もし変形しても板金修理により簡単に直すことができます。しかし、衝撃や振動の影響で車そのものの塗装を傷つけてしまうことがあるため樹脂製のものを用いて両方の素材を組み合わせて作られるなど工夫をされてきました。

強い衝撃から車を守るものとして作られたので、昔は金属などの固い素材が一般的で棒状の金属を車の前と後ろに装着しているといったものが多く利用されていました。1970年代ごろに作成された車によくみられます。空気の抵抗やぶつかったときの相手側の事も考え、樹脂などの開発や技術が発達するとともに樹脂製のものが主流となりました。1990年代ごろからライトなどが埋め込まれた形状で、車本体と同じように塗装されるようになり現在に至っています。



様々なバンパー


現在の日本で利用されている車のバンパーは、軽自動車などは小さく構造上難しい場合がありますが、フロントは内側に金属の骨格を作り緩衝材を利用している場合が多いです。もしもの事態から車を守り、その後の修理のことも考えて作られているのです。後部は、内部に金属の骨格などは利用せず樹脂構造のみという場合が多く見られます。

海外からの輸入車や輸出車は、日本で利用されているものと違い前後両方ともに金属の骨格を用いて、緩衝材の利用も前後両方に用いている場合が多いです。

1970年代ごろに作られたアメリカ製の車や海外に向けて作られた車には特徴的な5マイルバンパーと呼ばれるものが多くみられます。これは時速5マイル以下で衝突をしたときの衝撃を吸収できるという意味があり金属製の外側に取り付けたもので、性能はもちろんですが外観が好まれ現在もアメ車やレトロ車として好評を得ています。
他にも、カンガルーバーと呼ばれるものがあります。これはオーストラリアにおいて、カンガルーをよけるために開発されたものでこの名がつけられました。衝撃から守るという役割もありますが、オーストラリア以外の国では見かけを重視してつけられているものが多く、日本で利用されている車にも装着されていることがあります。オージーブルバーやグリルガードとも呼ばれます。

日本ではあまりみかけませんが、アメリカのパトカーによく装着されているプッシュバンパーと呼ばれるものもあります。外見はカンガルーバーに似ていますが、黒いものが多くカンガルーバーよりもとても頑丈にできておりウィンカーやライトまで大きく覆っている場合もあります。この装備を装着していることにより、強い衝撃にも耐えることができるので追跡している車へ体当たりしていくこともあります。


キズや塗装の修理



現代、幅広い年代の方が車を利用しており愛車にこだわっている方が多く、販売されているままではなく塗装や外観を自分好みにカスタムするという方も多いです。その中でも、バンパー部分を取り替えて車高を下げる方が多く、シャコタンやエアロ、ロースタイルなど様々な呼ばれ方をします。かっこよく見せるというのが一番の目的とされているようですが、段差で下部分がすれてしまうことや外れてしまうということもよくあります。細い道を曲がる際にすってしまうということもあります。

ヨーロッパなどの地域では、バンパーはキズがついても大丈夫なものという認識が多く少しキズがついていても支障がなければ直さないことも多いようです。日本では、車の本体と同じようにとらえていることや、見かけを気にする方が多い傾向にあるので少しのキズでもすぐに直すという方が多いのが特徴です。

車そのものの塗装を特別なものを用いている場合は少し時間がかかる場合もありますが、塗装のすれや小さなキズであれば、簡単に直してもらうことが可能です。修理は、高いと思われがちで自分で修理するという方もいると思いますが仕上がりが違いますし、あとあと塗装の色の違いが分かりやすくなってしまうといったこともあるので気を付けなければなりません。

修理を行ってくれるところは様々で、見積もりを行ってくれるところも多いので安心して利用できます。

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