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交通事故は免許初心者に多い理由と対策


最近の事故の年齢層は



ここ最近の事故を起こしている人の年齢層を見てみると、どの年齢が多いのでしょうか。よく聞かれる老人の事故率が高くなっていて、高齢者の免許証の更新時期をどうすればいいのかといった問題がテレビなどでも討論されてきています。確かに高齢者の交通事故率は上がってきていて、今後老人が増えてくることもわかっています。そこで老人に対しての免許更新のあり方を考え直さなければいけないという事もよく問題になっています。

現在、高齢者以上に高い年齢層があります。それは若者です。免許を取りたての若者も意外にも事故率が高くなっているのです。要するに初心者ということになります。昔に比べても運転免許初心者は高齢者よりも事故率といった面では多くなっています。それも18歳から21歳までの免許を取って間もない年齢層のトラブルが増えてきています。

そんな状況ですが、任意保険も若者向けの18歳から21歳に対しては料金が高くなっています。これは若者の事故率が高い故にそうなっているということです。なぜ若者の事故率がそれほどに高いのでしょうか。若者の人数が減ってきているのに、事故件数はそこまで増えていません。しかしながら人数に対する事故率で言うと高くなってくるのです。それだけ多くのトラブルを起こす人がいるということです。まずは免許を取ったばかりというのは一つの要因としてあると思います。運転に慣れていないので、なかなか自分が思った通りには運転できない状況なのです。しかし、本当にそれだけが理由でしょうか。



なぜ初心者の事故率は高いのか



実は、今の教習所の教え方にも問題があるようです。教習所に行く人が絶対数で減ってきていて、自動車教習学校同士の競争が激しくなっています。これは死活問題で、できるだけ多くの学生を取り込みたいと考えられている結果です。そこで学校としては、できるだけ早い段階で卒業させれば、次の学生を受け入れることができますし、学生側からしたら、ここの教習所は免許が取りやすいと噂を聞けば、そこに集中して通う人が増えてきます。そうなると学校側としては経営的な面で安泰なので、多少下手な運転でも卒業させてしまう傾向があります。

さらに料金を安くすることで人気の教習所になりますので、そんな学校は入りやすくて料金も安いとなると誰もが行きたくなります。そうなると早く卒業させて次の生徒を受け入れたいと学校側も考えます。そうなることで学校は、試験の時でも基準が緩くなる可能性があります。そんな学校を卒業してから自動車を運転するということは当然事故を起こす確率が上がってきます。そうならないようにするには、やはりもう少し教習所の経営のやり方を変えなければ減らないと思います。ただし、若者の事故率が高いのはそれだけではありません。

問題は、現在の車の免許制度自体にも大きく影響しています。AT専用車の免許が取れるようになってきていて、車の操作をそこまでできなくても運転ができるのが現在の車事情です。昔のようにMT車でなくても運転はできるので、AT専用車で免許を取る比率が増えてきていて、道路標識等の交通規則はMT車と同じように勉強しますが、車の運転になると簡素化されているので、そこまで運転技術を必要としないで免許が取れるのです。そんな教育制度の下で免許を取った人が現在は多く運転しています。

街中でウインカー表示を掲げないで曲がる人を見かけたことはありませんか。現在運転をする上で最低限のルールを守っていないで運転をしている人が大勢います。そのルールは高齢者や若者にその傾向が高くなっています。教習所でこういった運転の基本をしっかりと身につけさせる前に卒業しているのも大きな要因ではないかと言われています。その要因をなくすにはAT専用車などは作らなくて、どれもがMT車と同じように教習時間を長くしないと今後もこの問題は解決できないでしょう。



車検は選ばないとトラブルの原因につながる

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ただ、教習所だけが若者の事故率を上げる要因になっているわけではありません。車の車検の時に今は、最低限のチェックのみを行ってから安く仕上げようとする業者が増えてきています。いろいろな業者がありますが、車は公道を動くものですから安全面ではしっかりとしなければトラブルにつながる可能性があります。車検が選べるようになってきていて、安く終わらせようと思えば最低限のチェックだけ行ってから車検を通す人が多くなってきていますし、そういった業者も増えてきています。

それが悪いわけではありませんが、昔であれば、自分でメンテナンスをある程度できる人が運転をしていましたが、最近は車の運転だけをして自分でオイルの交換時期やバッテリー交換などする人が減ってきています。これは重要なことで、常にメンテナンスをするということは、現状車がどういった状態なのかを知ることになります。それを怠っていると、トラブルにつながるかもしれません。車検を依頼する業者も安いところはいっぱいありますが、安くてもメンテナンスをしっかりと行ってくれないところでは、事故の確率が上がります。安くてもしっかりとメンテナンスを行ってくれる業者もありますので、そういった業者を見つけることが大事です。それができれば、安い車検でも安全に乗り続けることができるでしょう。

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