エンジンオイルの種類を解説
更新日:2025/04/23 | 公開日:2025/04/23
エンジンオイルの役割
エンジン内を循環し、エンジンパフォーマンスを保ってくれる役割があります。
粘度やグレードの選定を間違えると、燃費の悪化に繋がるため、注意が必要です。
オイルにはグレードがある
自動車と同じように、オイルにもグレードがあり、上級グレードになるほど高品質・高価になります。
このグレードは 主にAPIという規格で表示されており、耐久性や環境性などの品質によってランク分けされています。
グレードについて
「SG」→「SH」→「SJ」・・・「SM」⇒「SN(最高グレード)」となっており、
「S」はガソリン車用の意味で、「S」の右にくる記号のアルファベットが進むにつれて、高級グレード(高品位グレード)になります。
オイルの粘度
オイルの粘度は「15W-30」と言ったように、数値化がされています。
左側の数値(「15W」)は低温粘度を表し、数値が小さいほどエンジンのパワーロスが少なくなり、エンジンの始動性や省燃費性に優れています。
右側の数値(「30」)は高温粘度を表し、高負荷使用の多い高温域での油膜切れを防ぎます。
この数値が大きすぎるとエンジンの回りが悪くなり、レスポンス(アクセル操作の応答性)が悪くなったり、燃費が悪くなったりもします。
一般的なオイル粘度は「10W-30」くらいで、ターボ車には「15W-40」前後が適しています。
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