コラム
自動車修理業者の選び方
自動車が交通事故にあったり、いたずらをされてしまったりした時には工場に出して修理をしてもらうこととなります。
もちろん石が跳ねてき他程度の小さな傷であれば、わざわざ工場に出さずともホームセンターで販売されているタッチアップペンを使えば個人で補修を行うこともできるでしょう。
ですがそうした小さな傷では無く車体自体がへこんでしまっていたり、大きく割れが生じてしまっているという場合には修理業者に依頼をしなくてはなりません。
では自動車修理業者を選ぶ際に注意したいポイントとは何でしょうか。
・まずは見積もりを取りましょう
業者に対して何かの作業を依頼する際には必ず見積りを取らなくてはなりません。
見積もりの中には作業の対象となる車の情報のほか、どのような作業が行われるのか、またそこにかかる工賃や材料費はいくらかといったようなことが書かれています。
そしてここでしっかり覚えておかなくてはならないこととなるのが、この価格は業者ごとに大きく異なるということです。
例えばバンパーに小さな傷がついたから再塗装をするという作業だけであっても、ある業者では数千円程度、別の業者では1万円程度というような大きな違いが出てくることがあります。
もちろん良い材料、良い技術ほど高くなるために安ければ安いほど良いというわけではありませんが、必要な作業に対して明らかに高額な見積もりが出されているのであれば、別の業者の利用を検討した方が良いでしょう。
・評判もしっかりチェックしましょう
最近はインターネットを利用して申し込みをすると割引をしてくれたり、またメールなどを利用して見積もりを取ることができる業者が多くあります。
そうした業者は非常に便利なものではありますが、そうした業者を利用する際には必ず評判もチェックしなくてはなりません。
修理作業に際してはしっかりとした技術が必要になりますから、まずは技術レベルをしっかりチェックすることが必要です。
例えば実際に作業を依頼したお客さんの感想や、実際の作業時の写真などを公開している場合にはある程度信用ができるようになるでしょう。
信用できる業者を選ぶ際にはこうしたことを細かにチェックすることが重要です。
・作業に問題があったらどうすれば良いのか
こういったポイントをしっかりチェックしておけば、自動車の修理を依頼する業者を間違えるリスクは格段に減ります。
ですがそのように選んだとしてもちゃんとした作業をしてもらえないリスクは否定できません。
では実際に依頼した結果が不満だった場合にはどうすれば良いのかというと、やはり基本としてはその業者に対して再修理をお願いすることとなります。
ほとんどの業者は出来あがりに不満があればその要望を聞いて応えてくれますから、そのようにするのがベストです。
とはいえそうなると気持ち良いものではありませんから、やはりしっかりと下調べをして決めるようにしましょう。