オイルの種類上手な節約で、快適なカーライフを

オイルグレード

自動車と同じように、オイルにもグレードがあり、上級グレードになるほど高品質・高価になります。
このグレードは 主にAPIという規格で表示されており、耐久性や環境性などの品質によってランク分けされています。
(※ 近年におきましては、酸化・熱安定性や防錆性だけでなく、環境性や流動性、省燃費性など、進化する自動車エンジン等に対応させるべく進化しており、一昔前のような高グレード = 高級オイルといった単純な見方ではなく、高グレード = 環境適応性といった見方で、新しい自動車にはより環境適応性の高いオイルを・・・といった具合に、より精密により新しく進化する自動車への「適応度の高さ」という見方をされるのが望ましいと言えるかもしれません)

グレードは・・・
「SG」→「SH」→「SJ」・・・「SM」⇒「SN(最高グレード)」となっており、「S」はガソリン車用の意味で、「S」の右にくる記号のアルファベットが進むにつれて、高級グレード(高品位グレード)という事です。
(※ 2011年現在におけるグレード体系)

その他・・・
「GF-2」等と表すILSACという規格もあり、これは、元々の規格の意図から異なり、制定当初から、API規格に燃費性能などを加えたような品質規格となっておりますが、昨今におきましては、「GF-2」が「SJ」、「GF-3」が「SL」に相当し、その他、「GF-4」が「SM」、最新最上位規格のGF-5は~「SN」規格に相当する規格とされています^^

上記「API規格」には、ディーゼル車用オイルに対応したオイルグレードもあり、現在の所・・・「CF-4」が国内基準最高級となっておりますが、(※ 「C」= ディーゼル)(※ さらに上位グレードの「CI-4」等もありますが、国内では未採用のグレードです)
ただ、これらディーゼル車用オイルにおけるAPI規格の表記は現在の国内市場においては実質廃止されており、今現在では、そのAPI規格に代わり日本独自の「JASO」規格が採用されておりますので~

(※ 海外と日本ではディーゼル車環境が全く異なる場合も多く、国際的基準とされAPI規格のグレード体系では、国内におけるディーゼル車環境に適応が難しいと判断されたので、こういった日本独自の規格が制定されております)

(※ 但し!JASO規格は・・・ディーゼルシェアの低い日本独自の規格でもあるため、それがゆえに認知度が非常に低く、また、まだまだオイル缶へ 「相当規格」としてAPI規格が併記 (JASOと併せて記載)されている場合もあるようですので、これら参考程度までに記載させて頂いておりますm(_ _)m)

尚、これらディーゼル車用オイルにおける 「JASO」規格につきましては、基本的には、グレード体系というよりも~車格・車種に応じた適応規格基準となっておりますので、(※ トラックやバス等の大型車は「DH-2」、小型・乗用車クラスは「DL-1」など)自動車メーカーが指定する規格を基本としてチョイスされますように、これもまた合わせてご注意ください。
(※ 特に大型車に関しては、必ずメーカー指定のJASO規格オイルをご使用下さい)

こういったオイルグレードの規格表示に関しまして、オイル缶などへ、ガソリン車用の規格とディーゼル車用の規格が併記されている場合には、そのオイルは「ガソリン・ディーゼル兼用オイル」という事になります。

予備知識程度までに。

オイルの粘度

オイルの粘り気を表す数値です。
この数値は、「15W-30」・・・等という具合に表示されており、左側の数値が低温粘度を表し、数値が小さいほどエンジンのパワーロスが少なくなり、エンジンの始動性や省燃費性に優れています。
(※ 上記例で言えば、「15」の数値)

右側の数値は高温粘度を表し、高負荷使用の多い高温域での油膜切れを防ぎます。
(※ 上記例で言えば、「30」の数値)
しかし、この数値が大きすぎるとエンジンの回りが悪くなり、レスポンス(アクセル操作の応答性)が悪くなったり、燃費が悪くなったりもします。

一般的なオイル粘度は「10W-30」くらいで、ターボ車には「15W-40」前後が適していると思います。
参考までに。

(↑ 但し、エコカーブームの近年においては、10W以下の低粘度オイルがかなりシェアを伸ばしており、また、そういった低粘度オイルを指定する自動車も多くなってきております。)

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