【屋根の塗装剥がれ】シールで隠すのはNG?リスクと「2トーン塗装」で愛車を格上げする裏ワザ

更新日:2026/02/25 | 公開日:2026/02/25

車修理の豆知識

【屋根の塗装剥がれ】シールで隠すのはNG?リスクと「2トーン塗装」で愛車を格上げする裏ワザ

「愛車の屋根の塗装が剥がれてきた…」「全塗装は高すぎるから、カーボン調のシートでも貼って隠そうかな?」

もし、あなたがそう思っているなら、この記事は必見です。一見手軽な「ラッピング(シール)」で塗装剥がれを隠す方法は、実は大きなリスクが伴います。見た目が悪くなるだけでなく、後々さらに状態を悪化させてしまう可能性も…。

でも、諦める必要はありません!どうせお金をかけて直すなら、修理のついでに愛車をさらにカッコよくできる「2トーン塗装(カスタム)」という、賢くてポジティブな選択肢があるのです。この記事では、ラッピングの落とし穴と、修理費用を活かして愛車を格上げする「2トーン塗装」の魅力について、分かりやすく解説します。

車の屋根の塗装剥がれ、ラッピングで隠すのはなぜNG?

愛車の屋根にできた塗装剥がれを「ラッピング(シール)で手軽に隠したい」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、安易なラッピング施工は、かえって愛車の状態を悪化させたり、後々の修理費用を増大させたりするリスクがあるため、あまりおすすめできません。

ラッピングが塗装剥がれに不向きな3つの理由

塗装剥がれが起きている部分にラッピングを施すことは、一見手軽な解決策に見えますが、プロの視点から見ると多くの問題を含んでいます。主な理由は以下の3点です。

  • 表面がボコボコになるリスク: 劣化した塗装の上にそのままラッピングを貼ると、下地の凹凸が浮き出てしまい、平滑な仕上がりになりません。
  • 塗装ごと剥がれる危険性: ラッピングを剥がす際に、弱った既存の塗装が一緒に剥がれてしまう可能性があり、さらなるダメージを引き起こすことがあります。
  • 結局、下地処理が必要になる: 美しく仕上げるためには、塗装剥がれ部分の適切な下地処理が不可欠です。この手間を考えると、ラッピングの手軽さが失われてしまいます。

表面がボコボコになるリスク

塗装が剥がれてしまっている部分や、クリア層が劣化してザラついている部分に直接ラッピングフィルムを貼ると、下地の状態がそのままフィルムの表面に浮き出てしまいます。フィルムは薄いため、剥がれの段差や劣化による凹凸を隠すことはできません。結果として、遠目には隠せているように見えても、近くで見ると表面がボコボコで、かえって見栄えが悪くなってしまう可能性が高いのです。

塗装ごと剥がれる危険性

劣化した塗装は、紫外線や雨風によって密着性が低下し、非常に脆くなっています。このような状態の塗装面にラッピングフィルムを貼り、数年後に剥がそうとすると、フィルムと一緒に既存の塗装まで剥がれてしまう危険性があります。もし劣化した塗装が広範囲に剥がれてしまえば、その後の本格的な修理費用は当初の想定よりもはるかに高額になってしまうでしょう。

結局、下地処理が必要になる

「手軽にラッピングで隠したい」という気持ちは分かりますが、もしあなたが綺麗な仕上がりを求めるのであれば、ラッピングを貼る前にも適切な下地処理が不可欠です。塗装剥がれの部分を研磨して平滑にし、場合によってはパテで段差を埋めるなどの作業が必要になります。この下地処理の手間や費用を考慮すると、「手軽に隠す」というラッピングの最大のメリットが失われ、時間もコストもかかってしまうことになります。

修理を「カスタム」へ!2トーン塗装のすすめ

愛車の屋根の塗装剥がれは、確かに悩ましい問題です。しかし、この機会をただの修理で終わらせるのはもったいないと思いませんか?実は、塗装剥がれを直すついでに、愛車をさらに魅力的にアップグレードできる「2トーン塗装」という賢い選択肢があるのです。これは単なる修理ではなく、愛車をカスタムするポジティブな機会と捉えられます。

なぜ今、2トーン塗装が人気なのか

近年、新車市場ではN-BOXやミニ、クラウンといった人気車種で、メーカー純正の2トーンカラーが数多く採用されています。これは、単色では表現できない個性やスタイリッシュさを求めるニーズが高まっているためです。特にルーフ(屋根)部分を異なる色にするデザインは、車のシルエットを際立たせ、よりスポーティで洗練された印象を与えます。塗装剥がれの修理をきっかけに、愛車を最新トレンドの2トーンスタイルにカスタムすることで、新車のような新鮮さとあなただけの個性を手に入れることができます。

2トーン塗装のメリット

2トーン塗装は、塗装剥がれの修理だけでなく、愛車全体の価値と満足度を高める多くのメリットがあります。

  • 見た目が劇的に向上する 単色の車にはない、洗練された印象やスポーティさを演出できます。特にルーフを異なる色にすることで、車のシルエットが引き締まり、視覚的な重心が低く見え、よりスタイリッシュな印象を与えます。塗装剥がれがあったルーフが、一気に車のアクセントへと変わります。
  • 修理とカスタムを同時に叶えられる 塗装剥がれの修理は、どうしてもネガティブな出費と感じがちです。しかし、2トーン塗装を選べば、修理費用をそのままカスタム費用に充てることができます。これにより、ただ直すだけでなく、愛車を自分好みに進化させられるため、費用対効果は非常に高くなります。
  • 費用対効果が高い場合がある 車の全塗装と比較すると、2トーン塗装は部分的な塗装で済むため、費用を抑えられる傾向にあります。特にルーフの塗装剥がれの場合、その部分だけを異なる色で塗装することで、全塗装に近い満足感をより少ない費用で得られる可能性があります。

人気の2トーン塗装スタイル

2トーン塗装の中でも、特に人気が高く、幅広い車種にマッチするのが「ルーフブラック」です。

  • ルーフブラック 車のボディカラーに対し、屋根部分のみをブラック(ソリッドブラックやメタリックブラックなど)に塗装するスタイルです。このスタイルは、どんなボディカラーにも合わせやすく、車全体を引き締めて見せる効果があります。特にホワイトやレッド、ブルーといった鮮やかなボディカラーと組み合わせることで、コントラストが際立ち、よりスタイリッシュで高級感のある印象を与えます。多くのメーカーが純正で採用していることからも、そのデザイン性の高さが伺えます。
  • その他のカラーリング例 ルーフブラック以外にも、ボディカラーと同系色の濃淡で変化をつけたり、逆に全く異なる色(例:ホワイトボディにレッドルーフ)を選んで個性的な印象を強くしたりすることも可能です。また、車のキャラクターに合わせて、マットカラーやキャンディカラーといった特殊な塗料を選ぶことで、さらにオリジナリティを追求することもできます。あなたの愛車に最適なカラーリングをプロの業者と相談しながら決めるのがおすすめです。

ラッピング vs 2トーン塗装:どちらを選ぶべきか

愛車の屋根の塗装剥がれをどうにかしたいと考えた時、手軽そうなラッピングと、プロに任せる2トーン塗装で迷う方も多いでしょう。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを比較し、あなたにとって最適な選択肢を見つけるための情報を提供します。

それぞれのメリット・デメリット比較

項目ラッピング2トーン塗装
費用比較的安価(DIYなら数万円〜)ラッピングより高価(数万円〜数十万円)
仕上がり経験や下地処理に左右される。剥がれ箇所が目立つ可能性あり。プロの技術により高品質。塗装剥がれを根本的に解決。
耐久性数年程度(使用環境による)10年以上(元の塗装と同等)
施工期間DIYなら数時間〜数日、業者依頼なら数日数日〜1週間程度
メンテナンスシートの劣化や浮きに注意。通常の洗車・ワックスでOK。
剥がす際専用工具で比較的容易だが、塗装を傷つけるリスクあり。塗装を剥がすことは基本的にない。
塗装剥がれへの対応表面を覆い隠すのみ。下地処理が不十分だと剥がれが進行することも。剥がれた部分を補修してから塗装するため、根本的な解決になる。

ラッピングは初期費用を抑えやすい反面、DIYでの仕上がりには技術が求められ、耐久性も塗装には及びません。特に塗装剥がれがある場合、下地処理を怠るとシートの下で剥がれが進行したり、表面がボコボコになったりするリスクがあります。

一方、2トーン塗装は費用こそかかりますが、プロの技術による美しい仕上がりと高い耐久性が魅力です。塗装剥がれを根本から修理しつつ、愛車の外観を格上げできるため、長期的な満足度が高いと言えるでしょう。

どんな人におすすめ?

ラッピングと2トーン塗装は、それぞれ異なるニーズを持つ方におすすめです。

  • ラッピングがおすすめな人
    • 費用を最大限に抑えたい人: DIYであれば材料費のみで済ませられます。
    • 一時的に見た目を変えたい人: 飽きたり、車の乗り換えを検討していたりする場合。
    • DIYスキルに自信があり、リスクを理解している人: 細かい下地処理やシート貼りに慣れている方。
    • 塗装剥がれが軽度で、あくまで「隠したい」という目的が強い人: ただし、あくまで一時的な処置と割り切る必要があります。
  • 2トーン塗装がおすすめな人
    • 塗装剥がれを根本的に解決し、美しい仕上がりを求める人: プロの技術で新車のような輝きを取り戻したい方。
    • 愛車の価値を高めたい人: 売却時にもプラスに働く可能性があります。
    • 修理と同時にカスタムを楽しみたい人: 塗装剥がれを直すことをきっかけに、自分だけのオリジナルデザインにしたい方。
    • 耐久性やメンテナンスの手軽さを重視する人: 一度施工すれば長期間美しい状態を保てます。
    • プロに任せて安心したい人: 失敗のリスクを避け、高品質な仕上がりを求める方。

愛車の状態やご自身の予算、そして「どのように愛車と向き合いたいか」によって、最適な選択は変わってきます。それぞれのメリット・デメリットをよく比較検討し、後悔のない選択をしてください。

まとめ

愛車を綺麗に、そしてカッコよく!

愛車の屋根に発生した塗装剥がれは、見た目の問題だけでなく、車の価値にも影響を与える可能性があります。手軽にラッピングで隠そうと考える気持ちも理解できますが、長期的に見れば、さらなるトラブルや費用増につながるリスクがあることを解説してきました。

この機会を「単なる修理」で終わらせるのではなく、「愛車をさらに魅力的にするカスタム」と捉え、2トーン塗装を検討してみてはいかがでしょうか。人気のルーフブラックをはじめとする2トーン塗装は、剥がれを修理しつつ、愛車を個性的にドレスアップできる一石二鳥の解決策です。

大切な愛車を長く、そして美しく乗り続けるために、ぜひ専門業者に相談し、最適な方法を見つけてください。プロの技術とアドバイスで、あなたの愛車がより一層輝きを取り戻すはずです。

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