【相場表あり】アルミホイールのガリ傷修理費用はいくら?交換より安く直すプロの技とDIYのリスク
更新日:2026/01/09 | 公開日:2026/01/09
「ガリッ!」という嫌な音と共にやってくる、愛車のホイールについたガリ傷。ショックですよね。でも、諦めるのはまだ早いです!実は、多くのホイールの傷は、新品に交換するよりも「修理(リペア)」した方が、数万円単位で費用を抑えられるケースがほとんどなんです。
この記事では、アルミホイールのガリ傷修理にかかる費用の相場をタイプ別に詳しく解説し、ご自身のホイールが修理できるのか、それとも交換が必要なのかを見極めるポイントをお伝えします。プロに依頼する場合の注意点や、DIYで修理する際のリスクについても触れているので、愛車のホイールを賢く、そして綺麗に保つための情報がきっと見つかるはずです。
【タイプ別】アルミホイールのガリ傷修理費用の相場
大切なアルミホイールに傷がついてしまった時、気になるのはやはり修理費用ですよね。実は、修理費用はホイールのタイプや塗装の種類によって大きく異なります。ここでは、主要なホイールタイプごとの修理費用相場と、それぞれの修理のポイントについてご紹介します。
| ホイールタイプ | 修理費用相場 | 修理のポイント |
|---|---|---|
| シルバー・単色塗装 | 15,000円~30,000円 | 比較的安価で対応可能。軽度ならDIYも検討できるが品質はプロが上。 |
| ハイパーシルバー・ガンメタ | 20,000円~40,000円 | 特殊な塗装技術が必要。色合わせが難しく専門業者への依頼が必須。 |
| ダイヤモンドカット・ポリッシュ・メッキ | 25,000円~50,000円以上 | 非常に高度な技術と専用設備が必要。対応できる業者が限られる。 |
シルバー・単色塗装ホイール(一般的)
最も一般的なシルバーやブラック、ホワイトなどの単色塗装が施されたホイールは、ガリ傷修理の中でも比較的安価に、そして多くの業者で対応可能です。軽度な傷であれば、DIYでの補修キットも販売されており、ご自身で目立たなくすることも不可能ではありません。
しかし、プロの業者に依頼すれば、傷の研磨から下地処理、塗装、クリアコートまで一貫して専門の技術で行うため、仕上がりの美しさや耐久性は格段に向上します。費用相場としては、15,000円~30,000円程度で修理できるケースが多いでしょう。
ハイパーシルバー・ガンメタ(高級塗装)
光の当たり方で色合いが変化するハイパーシルバーや、重厚感のあるガンメタといった特殊な塗装のホイールは、一般的な単色塗装よりも修理費用が高くなる傾向があります。これらの塗装は、塗料の配合や塗装方法が複雑で、熟練の技術が求められるためです。
特に色合わせは非常に難しく、経験豊富な専門業者でなければ元の質感や色合いを完全に再現することは困難です。費用相場は20,000円~40,000円程度で、専門知識を持った業者に依頼することで、違和感のない美しい仕上がりが期待できます。
ダイヤモンドカット・ポリッシュ・メッキ(特殊塗装・加工)
ダイヤモンドカット、ポリッシュ、そしてメッキ加工が施されたホイールは、ガリ傷修理が最も難しく、費用も高額になる傾向にあります。これらのホイールは、表面を削り出して金属の光沢を出す、または特殊な膜で覆うといった高度な加工がされているため、一般的な塗装修理とは異なる専門的な技術と設備が必要です。
特にダイヤモンドカットホイールの場合、専用の旋盤で表面を極薄く削り直す「切削加工」が必要となり、この技術を持つ業者は限られています。池内自動車のような専門業者であれば、これらの特殊な加工が施されたホイールの修理にも対応可能ですが、費用は25,000円~50,000円以上と高額になることも珍しくありません。安易な業者選びは、仕上がりの不満や再修理のリスクにつながるため、実績と技術力のある専門業者への依頼が不可欠です。
【比較】ディーラーで「交換」と言われた場合と修理のコスパ

「ディーラーに持っていったら、傷が小さいのに『交換になります』と言われた…」 このような経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。ディーラーでは、基本的に安全性を最優先するため、少しの傷や歪みでも新品交換を勧められるケースが少なくありません。しかし、多くの場合、新品交換は非常に高額になってしまいます。
ここでは、ディーラーで新品交換を勧められた場合と、専門業者による修理(リペア)の費用やメリットを比較し、いかに修理がコストパフォーマンスに優れた選択肢であるかを見ていきましょう。
| 項目 | 修理(リペア) | 新品交換(ディーラー等) |
|---|---|---|
| 費用相場 | 1本あたり1.5万円~5万円程度(傷の程度や種類による) | 1本あたり3万円~数十万円(ホイールの種類、ブランドによる) |
| メリット | ・新品交換よりも費用を大幅に抑えられる ・愛着のある純正ホイールをそのまま使用できる ・環境負荷を低減できる | ・新品同様の状態に戻る(機能・外観ともに) ・保証が付く場合が多い(新品購入時) |
| デメリット | ・深い傷や歪み、クラックは修理不可の場合がある ・修理痕が完全に目立たなくなるかは技術に依存する | ・費用が高額になる ・納期がかかる場合がある ・純正ホイールが手に入らない場合がある |
| 納期 | 数日~2週間程度 | 数日~数週間、海外製品は数ヶ月かかることも |
このように、修理は新品交換と比較して、費用面で大きなメリットがあります。特に、高級ホイールや希少な純正ホイールの場合、交換費用は数十万円に上ることも珍しくありません。対して、専門業者による修理であれば、多くのケースで数万円程度で対応可能です。
もちろん、安全に関わるような深刻な損傷(大きな歪み、クラックなど)の場合は交換が必須となりますが、一般的なガリ傷であれば修理で十分対応できます。愛車のホイールを長く大切に使い続けたい、でも費用は抑えたいという方は、まず専門業者に相談し、修理の可能性を探ることを強くおすすめします。
「修理できる傷」と「交換すべき傷」の見分け方

「この傷、修理できるのかな?」「それとも交換するしかない?」と悩む方も多いでしょう。アルミホイールの傷は、その種類や深さによって修理が可能か、あるいは交換が必要かが異なります。見た目の問題だけでなく、走行安全性にも関わる重要な判断基準となりますので、ご自身のホイールの状態と照らし合わせながら確認してみてください。
修理OKな傷の例
以下のような傷であれば、専門業者による修理で美観を取り戻し、安全に使い続けることが可能です。
- 表面的な擦り傷 縁石に軽く擦ってしまったような、塗装面やクリア層に限定された浅い傷です。
- 軽度なガリ傷 ホイールのリム部分にできた、深さが数ミリ程度の引っ掻き傷や削れです。素材の奥深くまで達していないものが該当します。
- 塗装の剥がれ・浮き 飛び石や経年劣化によって塗装が部分的に剥がれたり、浮いてきたりしている状態です。下地の金属部分まで深く損傷していない場合であれば修理が可能です。
これらの傷は主に美観を損なうものであり、ホイールの強度や走行安全性に直接影響を与えることは少ないため、適切な修理によって問題なく使用できます。
交換推奨な傷の例
一方で、以下のような傷や損傷が見られる場合は、修理ではなく新品への交換を強く推奨します。これらの損傷は、走行安全性に直結し、重大な事故につながる可能性があるためです。
- ホイールの歪み 大きな衝撃により、ホイール全体または一部が変形してしまった状態です。タイヤの空気漏れや走行中のハンドルのブレ、異音の原因となり、非常に危険です。
- クラック(ひび割れ) リムやスポーク部分にひび割れが入ってしまった状態です。小さなクラックでも走行中の負荷で進行し、最終的にはホイールが破損する恐れがあります。特に内側に見られるクラックは見過ごされがちですが、非常に危険です。
- 深いえぐれ・欠け 縁石や落下物などとの衝突により、ホイールの素材が大きくえぐれてしまったり、欠けてしまったりしている場合です。素材の欠損が大きく、強度が著しく低下しているため、修理での対応は困難です。
- 内部まで進行した腐食 塗装の剥がれから水分が侵入し、内部の金属が広範囲にわたり腐食している状態です。表面的な錆であれば除去可能ですが、素材内部まで腐食が進むと強度が保てなくなり、修理では対応しきれません。
これらの損傷は、見た目だけでなく、ホイール本来の強度やバランスを損なうため、修理で一時的に補修しても安全性が保証されません。安全なカーライフのためにも、必ず交換を検討してください。
ホイールのガリ傷を放置するリスク
「少しの傷だから」とアルミホイールのガリ傷を放置してしまうと、見た目の問題だけでなく、愛車にとって様々なリスクを引き起こす可能性があります。ここでは、ガリ傷を放置することで発生しうる具体的なリスクについて解説します。
- 腐食の進行と見た目の劣化 ガリ傷によって塗装が剥がれると、アルミ合金の素地が空気中の水分や塩分、泥などの汚れに直接触れることになります。これにより、アルミ素材の腐食が始まり、白い粉を吹いたような状態になったり、黒ずんだりして、見た目が著しく悪化します。特に融雪剤が撒かれる地域や海沿いを走行する機会が多い場合は、腐食の進行が早まる傾向にあります。
- 塗装の浮きや剥がれ 一度ガリ傷ができてしまうと、その傷口から水分や汚れが侵入しやすくなります。これが原因で、傷の周辺の塗装が内部から浮き上がってきたり、さらに広範囲にわたって剥がれてしまうことがあります。小さな傷がきっかけで、ホイール全体の美観を損ねる事態に発展する可能性もゼロではありません。
- 安全性の低下(クラックや歪みの誘発) 表面的なガリ傷であれば安全性に直結することは稀ですが、深くえぐれた傷や、衝撃によってできた目に見えない内部のダメージがある場合は注意が必要です。傷口を起点として、走行中の振動や衝撃が加わることで、金属疲労が進行し、微細なクラック(ひび割れ)が発生したり、ホイール全体の強度が低下して歪みが生じる可能性があります。万が一、走行中にクラックが進行してエア漏れを起こしたり、ホイールが破損したりすれば、重大な事故につながる恐れもあるため、深い傷は特に早めの点検・修理が重要です。
これらのリスクを避けるためにも、ガリ傷を見つけたらできるだけ早めに専門業者に相談し、適切な処置を施すことを強くおすすめします。

まとめ:愛車のホイールは「修理」で賢く綺麗に保とう
ここまで、アルミホイールのガリ傷修理費用から、修理と交換の比較、さらには傷の種類による見分け方や放置するリスクについて解説してきました。
愛車のホイールについたガリ傷は、見た目の問題だけでなく、放置することでさらなるトラブルに発展する可能性もあります。しかし、必ずしも高額な新品交換が必要なわけではありません。多くの場合、専門業者による「修理」が、費用を抑えつつ愛車を美しく保つ賢い選択肢となります。
大切なのは、傷の状態を正しく判断し、必要であれば早めにプロに相談することです。この記事で得た知識が、あなたの愛車のホイールをいつまでも綺麗に保つための一助となれば幸いです。
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