車のえくぼは自分で修理できる?対処法や安く業者に依頼するコツを解説!

車のえくぼとは頬にできるえくぼに似ていることから、車のボディにできたへこみの別称として知られています。頬のえくぼは可愛い印象を与えますが、車の場合はドライバーにとって悩みの種です。他の車との接触や飛び石になど、さまざまな要因で車のボディはへこんでしまいます。

今回は、「車のえくぼを自分で修理する方法はあるのか」「プロに依頼すべき場合はどのようなときなのか」などをご紹介します。車のえくぼ修理でお悩みの際は、ぜひご覧ください。

えくぼができる原因は?自分で直せる?

車のえくぼができる原因は?自分で直せる?

車のえくぼは軽度の接触でできる場合が多く、飛び石や壁にぶつけたなどが原因でできてしまいます。えくぼの修理は大きさや場所によって、修理の難易度は変わります。

また車のえくぼは、普段から車をいじる経験がない人や初心者でも修理可能です。まずは自分でも行える修理方法について、ご紹介します。

車のえくぼができる原因

車のえくぼができる原因はさまざまです。他の車とぶつかったときや飛び石に当たったとき、ドアに壁や金属をぶつけたときなどが代表例ですが、雹害(ひょうがい)によってできることもあります。

中でも飛び石は、走行中に周りを走る車のタイヤに挟まっていた石が外れた際に飛んでくることが多いです。大型トラックともなると大きい石になるケースもあるので、注意が必要です。とはいえ避けることは難しいため、車間距離を十分に取って少しでもダメージが軽くなるように心がけましょう。

飛び石対策や応急処置については、以下のページでも紹介しているため、ぜひ併せてご覧ください。

修理方法①ヒートガンと冷却スプレーを使う

車のえくぼをご自身で直す方法の一つ目は、ヒートガンと冷却スプレーを使用するものです。ヒートガンとは、ヒーターと送風機が合わさった工具のことでホットガンや熱風機とも呼ばれます。ヒートガンで変形したボディ部分を温めた後に、冷却スプレーで急速に冷却すると鉄は元の形に戻ろうとするためえくぼがきれいになります。

ヒートガンがない場合はヘアドライヤーでも代用可能ですが、温めに時間を要するため効率を重視する場合はヒートガンを使用しましょう。ヒートガンを使用する際は約300度以上の熱風が出るため、軍手などを着用してやけどに気をつけながら作業してください。

作業前に、えくぼの部分のほこりやゴミを取り除いてきれいな状態にしないと、熱の影響で汚れがこびりついてしまうので注意が必要です。一度の作業でえくぼを完全に直すのは難しいため、元の形に戻るまで様子を見ながら、何度か繰り返しましょう。

修理方法②吸盤を使う

車のえくぼは専用の吸盤を使用する方法でも、修理が可能です。50kgほどの強い力で引っ張り、ボディのへこみを元に戻します。車の表面に吸盤を設置して引っ張るだけのため、手軽に修理ができます。作業前にはヒートガンなどを使用して温めておくと、より短時間で元の状態に戻せるでしょう。

吸盤は、手のひらサイズの小さいものからハンドルを回して引っ張る大型の吸着盤タイプまで種類が豊富にあります。吸盤を選ぶ際は、使いやすさはもちろんえくぼの大きさと吸盤の大きさが離れすぎていないかを確認しましょう。小さいへこみに対して大きな吸盤を使用すると、余計な部分も引っ張ってしまい、他の部分を変形させてしまうといった事態が起こりかねません。

修理方法③板金ハンマーを使う

えくぼができた場所によっては、板金ハンマーを使用する方法を検討しましょう。板金ハンマーは打面の柔らかいハンマーで、多様な形状から製品を選べるのが特徴です。板金ハンマーを使う際は、えくぼ部分を裏側から叩けることが条件となります。修理箇所によっては板金ハンマーが使用できないため、まずは裏側から叩ける場所かどうかを確認しましょう。

修理する際はヒートガンなどでボディを温めてからハンマーで叩く流れになります。しかし、いきなり強く叩いてしまうと、えくぼや周辺部分の塗装の剥がれやひび割れなどが発生する場合があるので注意してください。

また、吸盤同様に力がうまくかからず、表面がでこぼこ状態になる可能性も少なくありません。板金ハンマーを使って修理をする際は、力加減に気をつけて少しずつ様子を見ながら作業しましょう。

修理の経験がない場合、きれいに直すのは難しいため、仕上がりを重視するのであればプロへの依頼も検討してください。

愛車は自分で修理するよりもプロに依頼するのが安心!

愛車は自分で修理するよりもプロに依頼するのが安心!

自分で修理をする方法を3つご紹介しましたが、力加減が難しかったり新たに道具を用意したりするので、手間や時間がかかるでしょう。やり方によっては失敗する可能性もあるため、大切な愛車にえくぼができてしまった際は、プロに依頼をするのが安心です。自分で修理するデメリットと、プロへ依頼するメリットも以下でご紹介します。

自分でDIYするとかえってひどくなる可能性がある

ご自身でDIYをすれば、費用を抑えられその場で修理ができます。しかし、業に慣れていない人が修理をすると、かえってひどい状態になるリスクがあるので注意が必要です。

ほこりやゴミがこびりついてしまったり塗装のひび割れや剥げたりと、余計に見た目が悪くなってしまった場合新たな傷の修理にも時間や手間がかかってしまう可能性があります。結果プロに依頼せざるを得なくなると、えくぼの修理だけでは済みません。

DIYでの作業に自信がない人は、プロへの依頼をご検討ください。

えくぼを修理するのにいくらかかる?費用相場をご紹介

実際にプロに修理を依頼した場合どの程度の費用が必要なのか、相場について気になる方も多いでしょう。今回は修理を依頼することの多いディーラーやカー用品店、板金塗装業者の費用を比較します。板金塗装業者は、設備などによって費用の相場にばらつきがあるため、ラジオCMでもお馴染みの池内自動車の費用を例に解説します。どこに修理を持ち込もうか考える際の参考にしてみてください。

まずディーラーの場合、へこみの大きさによって費用は次のように変わります。

10cm以内のへこみ60,000円以上
10~20cmのへこみ70,000円以上
20cmを超えるへこみ80,000円以上

また、カー用品店はディーラーよりもやや安価ではあるものの、以下のように少なくない費用がかかります。

10cm以内のへこみ40,000円程度
10~20cmのへこみ40,000円~50,000円以上
20cm以上のへこみ60,000円以上

一方、池内自動車の費用は下記の通りです。

10cm以内のへこみ一律25,300円
10~20cm以内のへこみ一律30,800円
20cm以上のへこみ一律39,600円

池内自動車のびっくり料金表

車のえくぼは保険プランや等級にもよりますが、へこみの箇所によっては保険利用で安くなるケースと安くならないケースがあります。修理を依頼する際は、業者や保険会社と話し合い、費用やプランを比較した上で検討しましょう。

えくぼの修理費を安くする4つのコツ

車のえくぼの修理費を安くする4つのコツ

車のえくぼは、大きさや修理業者によって費用が高額になる場合があります。依頼する業者によって費用感も変わるため、修理方法や費用は比較が重要です。

今回は少しでも、修理費を安くするためのコツを4つご紹介します。修理費用が気になる人は、ぜひご一読ください。

早めに修理に出す

費用を抑えるためには、早めに修理に出しましょう。えくぼができてから時間が経ってしまうと、へこみ部分が雨や紫外線などの外的要因によって、さらに損傷が広がる可能性があります。損傷が広がってしまうと修理に時間がかかる他、費用も高額になってしまうので注意してください。

へこみに気づいてからすぐに修理をすると、最低限の修理費用のみで済ませられる可能性が高まります。愛車をきれいな状態で保つためにも、えくぼができてしまったら放置せずに早急に修理を行いましょう。

ディーラーではなく板金塗装業者に依頼する

正規ディーラーは車の購入時から顔なじみなので相談がしやすく、車のえくぼ修理もディーラーへ依頼しようと考える人が多いでしょう。しかし、ディーラーに依頼した場合は修理を外注するため、時間がかかる他、修理費用が高額になりやすいです。

ディーラーは運営コストが高くなる傾向があり、全体的に高めの修理費用になるのが一般的です。対する板金塗装業者は修理を専門に行っており運営コストも低いため、修理費用も安くなる傾向にあります。費用を抑えたい場合は、外注費などがかからない板金塗装業者への依頼を検討しましょう。

サービスやキャンペーンを利用する

費用を抑える方法として、キャンペーンの利用も重要です。車の修理業者が提供しているオンラインクーポンや、期間限定キャンペーンなどを利用すると、修理費用の割引が適用される場合があります。相場よりも金額が下がる可能性があるため、修理を依頼する際は、ぜひ活用しましょう。

サービスやキャンペーンの情報は、業者の公式ウェブサイトやSNSなどに記載されています。依頼前に各種サイトやSNSをチェックして、お得な情報を見逃さないようにしてください。

無料見積もりで比較する

修理を依頼する場合は、無料の見積もりで金額を比較しましょう。異なる業者間での価格の違いやサービス内容を比較すると、コストパフォーマンスの高い業者を見つけやすくなります。希望の金額に近い業者を見つけるためにも、1社のみではなく必ず複数社から見積もりをもらい、検討しましょう。

池内自動車では営業時間内であれば、10分以内に結果が出る見積もりサービスを用意しています。10分を過ぎた場合は、費用が1,000円割引になるため、気軽に依頼しやすいです。(※)無料見積もりは、24時間いつでも受け付けているためご自身の都合に合わせて利用してみてください。

※営業時間内の見積もり依頼に限ります。また時間は池内自動車のメール送受信時間に基づきますのでご注意ください。

えくぼを修理するなら池内自動車に依頼するのがおすすめ!

車のえくぼは、ヒートガンと冷却スプレーや板金ハンマーなどを使用して、自身での修理も可能です。しかし、修理にはコツが必要なため、場合によっては修理前よりもひどい状態になってしまう可能性があります。きれいな状態に戻す際には、プロへ修理を依頼しましょう。

ドアやボディのへこみは業者によって費用が異なります。費用をなるべく安く抑えたい場合は、板金塗装業者の中から探すのがおすすめです。

池内自動車では、へこみの大きさによって均一の価格で修理を行っています。より詳細な金額を知りたい方は、へこみ部分の写真を送付するだけで見積もり依頼ができます。へこみ修理の場合、2パネル以上であればさらに割引適用も可能なので、車のえくぼでお悩みの際は、お気軽に池内自動車へご相談ください。

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