ミニクーパーの板金塗装費用が高い理由は? 費用相場と安く修理する方法もあわせて紹介
更新日:2024/10/30 | 公開日:2024/10/28
ミニクーパーに傷が付いて、お困りの方もいるでしょう。小さな高級車と呼ばれるミニクーパーは、たとえ小さな傷でも見た目を損なってしまいます。傷が付いたときは、できるだけ早く修理を依頼しましょう。
本記事では、ミニクーパーの板金塗装費用が高い理由やディーラーに依頼した場合の費用相場などをお伝えします。また板金塗装費用を安く抑える方法についても解説するため、ミニクーパーの傷でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
ミニクーパーの板金塗装費用が高い理由
ミニクーパーの傷修理をディーラーに依頼すると、高額な費用がかかります。その理由は、ミニクーパーに特別な塗料が使われているからです。
ミニクーパーには、外部からの圧力で塗膜が変形しても、太陽光などの熱によって自己修復する弾力性が高くて高品質な塗膜が使用されています。
また傷の修理には、BMW Group純正の補修用水性塗料「MINI カラー・システム」が使われており、これは製造時と同質の塗装を実現する塗料で、新車時と同じ色を再現して高い塗膜品質と光沢をもたらすことが特徴です。
このように、ミニクーパーには高品質な塗料が使われているため、板金塗装をディーラーに依頼すると費用が高額になります。
ミニクーパーの板金塗装にかかる費用相場(ディーラー価格)
ミニクーパーに傷が付いてしまった場合、修理をディーラーに依頼すると、純正の高品質塗料を使用し、熟練した技術者による丁寧な修理が期待できます。結果として、見た目も性能も新車同様の仕上がりが得られるでしょう。しかしながら、この高品質なサービスには相応の代価が伴います。
修理にかかる費用は、傷の程度によって大きく変動します。具体的には、傷の大きさや深さ、位置などが主な要因です。場合によっては、傷んだパーツそのものの交換が必要となり、予想以上の高額な修理費用が発生することもあります。
以下では、ミニクーパーの板金塗装にかかる費用相場をご紹介します。
10cm以内の擦り傷
バンパーやボディに10cm以内の擦り傷が付いた場合、ディーラーでの塗装費用の相場は8万円程度となっています。ただし大きな傷の場合、パーツを丸ごと交換することになり、高額な費用がかかるかもしれません。その場合の費用は20万円を超えることもあるでしょう。
10cm以上の擦り傷
車のバンパーやボディに10cm以上の比較的大きな擦り傷が付いてしまった場合、ディーラーでの塗装修理費用の一般的な相場は8万円程度となっています。ただし、傷の状態によってはさらに高額になる可能性があります。
特に深刻な損傷の場合、該当するパーツを丸ごと交換する必要が生じることもあり、そうなると修理費用が大幅に跳ね上がることもあるでしょう。パーツ交換を伴う修理の場合、費用が20万円を超えることも珍しくありません。修理前に詳細な見積もりを取ることをおすすめします。
へこみ傷
ミニクーパーで走行中に障害物にぶつかってしまうと、車体にへこみ傷ができてしまうこともあるでしょう。このへこみ傷は、単なる擦り傷と比べて修理の難易度が高くなるため、必然的に修理料金も高額になる傾向があります。
ミニクーパーのへこみ傷をディーラーに修理依頼した場合、その費用相場はおおよそ10万円となっています。ただし、へこみの大きさや深さ、位置によっては20万円を超える場合もあるため、注意が必要です。
また、へこみ修理は技術を要する繊細な作業のため、通常の塗装修理よりも時間がかかります。そのため、車の仕上がりまでしばらく待つ必要があることは、あらかじめ認識しておきましょう。
ミニクーパーの板金塗装はどこに依頼すれば良い?
愛車のミニクーパーに擦り傷などの損傷が生じてしまった場合、適切な板金塗装を行うことで、元の美しい外観を取り戻せます。この修理作業を依頼できる業者は複数存在し、それぞれに特徴があります。大切な愛車を信頼して任せられる業者を選ぶためには、各業者の特徴や強みをよく理解することが重要です。
そこで以下では、ミニクーパーの板金塗装を依頼できる代表的な業者を4つご紹介します。それぞれの特徴を比較検討し、ご自身のニーズや予算に適した業者を見つけることで、納得のいく修理結果を得られるでしょう。
1. ディーラー
1つ目はディーラーです。前述の通り、ミニクーパーに傷が付いた場合の板金塗装はディーラーに依頼できます。ディーラーに依頼すれば、純正の補修用水性塗料で板金塗装してもらえるため、新車のときと同じ色が再現されます。
またMINI ペイントトレーニングで技術を習得したスペシャリストが塗装を行うため、信頼して塗装を任せられるでしょう。
ただしディーラーは、他の業者に比べて料金が高いことが特徴です。料金が高くても純正の塗料で塗装してほしい方には向いていますが、できるだけ安く塗装してほしい方は、ディーラー以外を選んだ方が良いでしょう。
2. 整備工場
2つ目は整備工場です。整備工場の中には、BMW専門の工場もあります。他の一般的な整備工場に比べると、BMWに対する知識が豊富で、整備に関する技術力が見込めることが特徴です。
整備工場は、ディーラーに比べると柔軟に修理してもらえます。例えば、ディーラーは純正品を使用しますが、整備工場は顧客の要望に応じて社外品での対応も可能です。そのため、ディーラーに依頼した場合と比べて塗装費用を抑えられます。
3. カー用品店
3つ目はカー用品店です。全国展開しているカー用品店には、修理にも対応している店舗があります。カー用品店で対応できるのは、基本的に簡単な修理が中心です。近年は外車に対応している店も増えています。
カー用品店は純正品を使用せずに社外品を使って修理するため、ディーラーに依頼するよりも費用を安く抑えられます。またスピード対応してくれることも魅力です。
ただし修理専門店ではないため、傷の度合いによっては対応できない場合もあります。お近くにカー用品店があれば、ミニクーパーに付いた傷を見てもらい、板金塗装に対応してもらえるか、事前に相談しましょう。
4. 板金塗装専門店
最後は、板金塗装専門店です。板金塗装専門店は、車に生じた傷やへこみの修理などを専門に行っています。塗装費用が安く、スピーディーな対応が特徴です。ただし、費用相場にはばらつきがあるため、複数の業者を比較して選ぶのが良いでしょう。
また、業者によって技術力に差があるため、ミニクーパーの板金塗装が可能であるか、あらかじめ確認が必要です。
ミニクーパーの板金修理費用を安く抑えるポイント
以下では、ミニクーパーの板金修理費用をできるだけ安く抑えるポイントを2つご紹介します。
1. 自分で修理する
1つ目は、自分で道具を用意して修理する方法です。小さくて浅い傷であれば、コンパウンドやタッチアップペンなどで修理可能です。どちらも安く手に入るので、修理費用を抑えられます。
しかし板金修理の知識や経験がない初心者の方は、自分で修理すると失敗するリスクもあります。失敗が心配な方は、自分で修理せずに業者に依頼した方が良いでしょう。また下地が見えるほど深い傷ができた場合も、自分で修理せず、業者に依頼しましょう。
2. 板金塗装専門店に依頼する
2つ目は、板金塗装専門店に依頼する方法です。外車は修理代が高くなりがちですが、板金塗装専門店に依頼すれば、安く修理できます。
ただし、外車に対応していない店もあるため、ホームページなどで事前確認が必要です。また安いといっても店によって料金が異なります。そのため、できるだけ安く修理するには、まず見積もりを出してもらい、料金とサービスに納得いく店を選んで依頼するのが良いでしょう。
池内自動車は、車の傷やへこみ修理・板金塗装に対応しています。池内自動車の強みは、板金修理をリーズナブルな価格で提供していること。
ミニクーパーの板金塗装費用をできるだけ安く抑えたい方は、池内自動車で一度見積もりを出してみることをおすすめします。
詳しくは、池内自動車の修理事例をご参照ください。
まとめ:ミニクーパーの板金塗装費用を抑えるなら板金塗装専門店に相談しよう
ミニクーパーは外車のため、修理費用は高くなりがちです。しかし、修理費用が高いからといって、傷を放置すると美しい外観が損なわれてしまいます。ボディの傷を放置するとサビが発生する恐れもあるため、できるだけ早く修理を依頼しましょう。
板金塗装の費用をできるだけ抑えるなら、板金塗装専門店への修理依頼がおすすめです。「車の修理費用が高過ぎる」と思っている方は、早くて安く修理できる池内自動車に一度ご相談ください。
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