車のバンパーに穴が!修理代はいくらかかる?
バンパーをぶつけたり擦ったりすると、穴があいてしまうことがあります。
車のバンパーはもともと、衝突時のドライバーや歩行者への衝撃を緩和するために、壊れやすい樹脂素材で作られています。
そのため跳ね上げた飛び石がぶつかったり、縁石に乗り上げたりするだけで、傷や穴ができやすいのです。
しかしバンパーの傷を放置していると、安全装置などのセンサー類に支障が出るなどのリスクも…。
そこで、
■バンパーの穴の修理代
■バンパーの穴を修理しないと起こる2つのリスク
■バンパーの穴はDIY修理できる?
についてご紹介。
「車のバンパーに穴が空いてしまったけど、修理に出そうか迷っている…」
「バンパー穴の修理代がいくらかかるのか知りたい…」
「バンパー穴の修理をDIYできるならやってみたい…」
と思っている人は、ぜひ参考にしてください。
バンパーの穴の修理代
バンパーに空いた穴の修理代は、大きさや修理箇所の損傷度合いによって異なります。
バンパーの修理代については、下表を参考にしてください。
バンパーのへこみ傷の修理代
大きさが10cm以内 | 大きさが10cm~20cm以内 | 大きさが20cm以上 | |
ディーラー | 20,000円〜30,000円 | 30,000円〜 40,000円 | 40,000円〜 |
カー用品店 | 20,000円前後 | 30,000円前後 | 40,000円〜 |
自動車修理工場 | 12,100円 均一 | 16,500円均一 | 23,100円均一 |
※各業者の修理代の目安は池内自動車調べによる
バンパー交換が必要になった場合の修理代
バンパーに穴が空くほど衝撃が大きい場合は、板金修理ができず、バンパーの交換が必要な場合もあります。
また板金修理が可能な場合でも、修理のできばえや色合わせが気になる場合は、バンパーを交換した方がよいでしょう。
バンパーを交換すると、国産車であれば部品代と工賃込みで最低でも5〜10万円の修理代がかかります。
部品代は輸入車や高級車ほど高くなり、最新型のBMWなら30万円近い修理代が必要になることがあります。
車のバンパー穴を修理しないと起こる2つのリスク
バンパーに空いた穴を修理せずに放置していると、以下のようなリスクがあるため、早めの修理が必要です。
1.塗装が剥がれて傷が広がるリスク
バンパーに穴が空いた場合、周囲の塗装が剥がれていることが大半です。
放置していると塗装が剥れた部分が広がって、余計な修理代がかかってしまうことがあります。
また穴が空くとバンパー周辺の車体にも傷が及んでいることも多く、車体の鋼板に錆が発生することもあります。
2.バンパー周辺の電装品の損傷リスク
バンパーの周辺には、フォグランプなどの電装品が設置されています。
バンパーに穴が空くと、そこから雨水などが入り込み、電装品や配線が濡れて損傷することがあります。
また近年では、ADASと呼ばれる運転サポートシステムが多くの車に搭載されています。
ADASは自動運転や衝突の事前回避など、ドライバーの運転負荷を軽減して、安全性を向上させる先端システムです。
ADASを装着した車は、フロントガラスや前後のバンパーの内部に、人や障害物を検知するセンサーやレーダーが設置されています。
ADSのセンサーやレーダーは、高級車ほど数多く搭載されています。
例えばBMWの最新モデルでは、前後のバンパーに16個のセンサーが設置されているのです。
損傷したADASのセンサーの交換や調節作業は、エーミングと言われ、専門の業者でなければ行なうことができません。
車のバンパーの穴はDIYで修理できる?
車についた小さな傷やへこみであれば、修理キットなどを使ってDIYすることも可能です。
カー用品店などには、車修理のDIYキットも豊富に揃っています。
しかしバンパーに空いた穴は、擦り傷などと異なり、DIYで修理することは困難です。
無理にDIYで修理しようとすると、逆に見栄えが悪くなったり、余分な修理・塗装費用がかかってしまうこともあります。
またバンパーの穴は、安全装備などのセンサー類に支障が出ているおそれもあるため、早めに専門の修理業者に依頼するのが安心です。
池内自動車ならバンパー穴などの修理代が安い
激安修理をモットーにしている池内自動車では、傷の種類と大きさに応じて均一の修理代を設定しています。
例えば20cm以内のバンパーの擦り傷であれば、修理代は税込3,300円均一です。
池内自動車では、ネットで修理見積もりを行なっており、損傷箇所の画像を送付いただければ、より正確な見積が可能です。
修理代が高額になるのではないか?
と不安に思っている方は、池内自動車の無料ネット見積もりをご利用ください。
ネット見積もりの際には、氏名や住所などの個人情報は不要なので、安心して気軽にご利用いただけます。
まとめ
車のバンパーの穴を放置していると、傷や錆が広がるなど、修理代が余分に高くついてしまうことがあります。
また自動運転システムを導入した車はバンパー内に多くの電飾品やセンサー類を搭載しています。
バンパーがぶつかった衝撃や穴によって、電飾品やセンサーが損傷していると、安全面でリスクがあります。
またバンパーの穴修理はDIYでは難しく、センサー類が破損している場合は専門業者にしか修理ができません。
「バンパーについた小さな穴だから…」
と軽く見ずに、早めに修理業者に見積もりを依頼して、車の状態確認と修理を行いましょう。
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