【塩害対策】車のサビを防ぐ洗車・防錆コーティング・修理方法を徹底解説
更新日:2025/11/17 | 公開日:2025/11/17
「え、もうサビてる…!」 海沿いや雪国にお住まいのあなた、またはこれらの地域に車でよく行くあなた。車のサビ、気になりますよね? 特に、塩害は車のサビの大きな原因の一つです。放置しておくと、車の価値が下がるだけでなく、修理費用もかさみます。
この記事では、塩害がなぜ車のサビを加速させるのか、その原因と、具体的な対策方法を徹底解説します。洗車方法、防錆コーティング、DIYメンテナンスなど、あなたの愛車を塩害から守るための方法が満載。
ちなみに、車の傷やへこみ修理、塗装を専門に行う板金塗装専門店である池内自動車では、塩害などによって錆びてしまった箇所の修理や、その他のお車の対策についてもご相談を承っております。この記事を読めば、もうサビのことで悩む必要はありません!
塩害とは?車のサビの原因と影響
海沿いや雪国にお住まいの方、あるいはこれらの地域を頻繁に訪れる方は、車のサビについて心配されているのではないでしょうか。特に「塩害」は、車のサビを急速に進行させる大きな要因となります。このセクションでは、塩害とは具体的にどのような現象なのか、そしてそれが車にどのような影響を与えるのかを詳しく解説していきます。
塩害とは?なぜ車が錆びるのか
塩害とは、海から飛んでくる潮風に含まれる塩分や、冬場に道路に撒かれる融雪剤(塩化カルシウムなど)に含まれる塩分が、車のボディや下回りに付着することで発生するサビのことです。これらの塩分は、水分と結びつくことで金属部分に電気化学反応を引き起こし、本来よりもはるかに速いスピードでサビを進行させます。車体に付着した塩分を含んだ水分が蒸発する際にも、塩分が結晶化して金属表面に残り、これがサビの温床となるのです。
塩害が車に与える具体的な影響
塩害によるサビは、見た目の問題だけでなく、車の性能や安全性にも深刻な影響を及ぼします。特に注意が必要なのは、車体の下回りです。タイヤ、ホイール、ブレーキシステム、サスペンション、マフラーといった重要な部品が直接塩分にさらされ、腐食が進行します。これにより、部品の強度が低下し、最悪の場合、走行中に破損するなどの重大な故障につながる可能性もあります。また、ボディに発生したサビを放置すると、塗装が剥がれたり、穴が開いたりして、車の価値が著しく低下してしまうことも避けられません。
塩害によるサビが発生しやすい場所
塩害によるサビは、車のあらゆる部分に影響を及ぼしますが、特に影響を受けやすい箇所がいくつか存在します。これらの箇所を把握し、集中的に対策を講じることが、愛車を塩害から守る上で非常に重要です。
車の下回り
車体の底面、フレーム、マフラー、燃料タンクなどは、走行中に雨水や融雪剤、そしてそれらに含まれる塩分が直接付着しやすい部分です。特に、タイヤが巻き上げる泥や砂に塩分が混ざり、車体の底に溜まりやすいため、下回りは塩害によるサビの温床となりやすいのです。見えにくい部分だからこそ、定期的な点検と清掃が不可欠です。
ボディ、ドア、ボンネットなど
ボディパネルの表面はもちろんのこと、ドアの内側やボンネットの裏側といった、普段あまり目にしない部分も塩害の影響を受けます。特にドアの内側は、雨水が入り込みやすく、乾燥しにくいため、錆が発生しやすい箇所です。また、ボンネットの裏側やトランクの隙間なども、塩分を含んだ水分が浸入し、錆を進行させる原因となります。これらの部分に付着した塩分を放置すると、塗装の下でサビが広がり、深刻なダメージにつながる可能性があります。
足回り(タイヤ、ホイール、サスペンション、ブレーキ)
車の走行性能に直接関わる足回りも、塩害の影響を強く受けます。タイヤやホイールはもちろん、サスペンションアームやブレーキキャリパー、ディスクローターといった金属部品も、塩分にさらされることで腐食が進みます。これらの部品のサビは、見た目の問題だけでなく、部品の強度が低下し、最悪の場合、走行中のトラブルにつながる危険性もあります。安全のためにも、足回りの定期的な清掃と防錆処置は怠らないようにしましょう。
塩害から車を守る!効果的な対策方法
これまで、塩害が車にどのような影響を与えるかを見てきました。では、具体的にどのような対策を講じれば、愛車を塩害から守ることができるのでしょうか。このセクションでは、日頃からできる洗車方法から、専門的なコーティングや塗装まで、効果的な塩害対策について詳しく解説していきます。
日頃からの洗車でサビを予防する
塩害によるサビを防ぐ最も基本的かつ重要な対策は、こまめな洗車です。海沿いや雪国では、道路に散布された融雪剤や、海からの潮風に含まれる塩分がボディに付着し、放置するとサビの原因となります。これらの塩分は、雨などで自然に洗い流されるのを待っていては不十分です。できるだけ早く、そしてしっかりと洗い流すことが重要になります。
洗車の頻度としては、海沿いや雪国にお住まいの方、またはこれらの地域を頻繁に走行する方は、最低でも月に2回程度、できれば週に1回程度を目安に洗車することをおすすめします。特に、雪が降った後や、海沿いを走行した後は、その日のうちに洗車するのが理想的です。
洗車時には、ボディに付着した塩分をしっかり洗い流すために、高圧洗浄機を使用したり、シャンプーを使いながら丁寧に洗い上げたりすることが効果的です。洗剤は、車のボディに優しい中性のカーシャンプーを選びましょう。洗車後は、水分をしっかりと拭き取ることも大切です。水分が残っていると、そこからサビが発生する可能性もあります。下回りも忘れずに、念入りに洗い流すように心がけてください。
防錆コーティングのメリットと種類
洗車だけでは防ぎきれない塩害から車を守るために、防錆コーティングは非常に有効な手段です。防錆コーティングは、ボディ表面に保護膜を形成し、塩分や水分が金属に直接触れるのを防ぐことで、サビの発生を抑制します。新車時だけでなく、中古車にも施工可能で、車の美観を保つだけでなく、将来的な修理費用を抑えることにも繋がります。
防錆コーティングには、主に以下のような種類があります。
- ガラスコーティング: ケイ素化合物などを主成分とし、ガラスのような硬く光沢のある被膜を形成します。耐候性や耐薬品性に優れており、長期間(数年単位)効果が持続するのが特徴です。施工には専門的な技術が必要な場合が多く、費用も比較的高めですが、その分高い保護性能が期待できます。
- セラミックコーティング: ガラスコーティングよりもさらに硬く、耐熱性や耐薬品性に優れた被膜を形成します。紫外線や酸性雨など、様々な外的要因からボディを保護する能力が高いとされています。こちらも専門業者による施工が一般的です。
- ポリマーコーティング: シリコンやフッ素などの合成樹脂を主成分としたコーティングです。ガラスコーティングに比べて被膜は柔らかめですが、比較的安価で施工しやすく、DIYでも挑戦しやすいのがメリットです。効果の持続期間は半年から1年程度と短めですが、定期的にメンテナンスすることで効果を維持できます。
どのコーティングを選ぶかは、予算や求める保護性能、メンテナンスの頻度などを考慮して決定すると良いでしょう。専門業者に相談して、ご自身の車に合ったコーティングを見つけるのがおすすめです。
防錆剤の効果的な使い方
防錆コーティングに加えて、さらにサビを防ぐための手段として、防錆剤の活用があります。防錆剤は、金属表面に皮膜を形成したり、酸化を抑制したりすることで、サビの発生を防ぐ効果があります。
防錆剤には、大きく分けてスプレータイプと塗り込みタイプがあります。スプレータイプは、手軽に広範囲に塗布できるのが特徴です。特に、車のドアの内側や、普段手が届きにくい箇所、そして下回りなどに使用するのに適しています。ノズルが付属しているものも多く、ピンポイントで噴射することも可能です。
塗り込みタイプは、ペースト状や液状のものを布やスポンジで塗り広げて使用します。より厚い皮膜を形成しやすく、耐久性が高い傾向があります。ボディのパネルの隙間や、ヒンジ部分など、ピンポイントでしっかりと保護したい箇所に使用すると効果的です。
防錆剤を使用する際は、まず対象となる部分の汚れや水分をしっかりと除去することが重要です。汚れが付着したまま塗布すると、密着が悪くなり、期待通りの効果が得られない可能性があります。また、製品の説明書をよく読み、指定された乾燥時間などを守って使用してください。特に、下回りに使用する場合は、走行中に剥がれないよう、しっかりと乾燥させることが大切です。
下回り塗装のススメ
車のサビは、ボディだけでなく、特に下回りに発生しやすい傾向があります。これは、走行中に跳ね上げられた泥や石、そして融雪剤などが直接付着しやすく、常に湿気や塩分にさらされているためです。
下回り塗装、いわゆるアンダーコートは、この下回りを塩害や石跳ねによるダメージから保護するために非常に効果的な方法です。専用の塗料をボディの下回りに厚く塗装することで、金属面を直接保護し、サビの発生を強力に抑制します。
アンダーコートには、主に以下の2種類があります。
- ラバー(ゴム)系アンダーコート: ゴム成分が含まれており、弾力性があります。石跳ねなどによる衝撃を吸収する効果も期待でき、防音効果も多少あります。比較的安価で施工しやすいのが特徴です。
- ** más (マスチック) 系アンダーコート:** より硬く、耐久性の高い塗料を使用します。耐熱性や耐薬品性に優れており、長期間にわたって下回りを保護します。
下回り塗装は、DIYで行うことも不可能ではありませんが、車体をリフトアップする必要があったり、塗料の塗布ムラが出やすかったりするため、専門業者に依頼するのが一般的です。特に、融雪剤の使用が多い地域にお住まいの方や、海岸近くを頻繁に走行する方は、新車時や車検時などに検討してみる価値は十分にあります。一度施工すれば、数年間は効果が持続するため、長期的に見れば車の価値維持や修理費用の削減に繋がるでしょう。
サビが発生してしまった場合の対処法
(※ここから本文です。前のセクション「塩害から車を守る!効果的な対策方法」からの続きです。対策を講じても万が一サビが発生してしまった場合の対処法について解説します。)
せっかく対策をしても、残念ながら車にサビが発生してしまうこともあります。しかし、ご安心ください。サビの進行度合いによって、自分でできる対処法と、専門業者に依頼すべき修理方法があります。早期発見・早期対処が、修理費用を抑え、愛車へのダメージを最小限に食い止める鍵となります。
軽度のサビの応急処置
ボディの表面に現れた初期の小さなサビであれば、DIYで応急処置が可能です。まずは、サビの部分を細目のサンドペーパーなどで丁寧に研磨します。サビを落としたら、その部分にタッチアップペンを使って塗装を施しましょう。タッチアップペンは、車のボディカラーに合わせて調合された塗料で、カー用品店やオンラインストアで購入できます。塗装が乾いたら、必要に応じてクリア塗装やコンパウンドで仕上げを行います。この処置により、サビの進行を一時的に食い止め、見た目も改善することができます。ただし、これはあくまで応急処置であり、根本的な解決には専門的な処置が必要な場合もあります。
サビが進行してしまった場合の修理方法
サビが広範囲に及んでいたり、ボディの金属部分が腐食して穴が開いてしまったりした場合は、DIYでの対応は困難です。このような場合は、専門業者に相談することをおすすめします。専門業者では、サビの除去、腐食箇所の補修(パテ埋めや溶接)、防錆処理、そして再塗装といった本格的な修理を行います。修理費用はサビの程度や範囲によって大きく変動しますが、早めに依頼することで、より大きなダメージや高額な修理費用を防ぐことが期待できます。特に、車の構造に関わる部分のサビは、安全に関わる問題でもあるため、専門家の判断を仰ぎましょう。
DIYでできる!車のサビ対策メンテナンス
前のセクションでは、塩害から車を守るための様々な対策方法をご紹介しました。ここでは、ご自身で手軽に実践できるメンテナンス方法に焦点を当て、愛車を塩害から守るための具体的なステップを解説していきます。日頃のちょっとした心がけが、愛車の寿命を大きく左右します。
洗車方法のポイント
塩害地域にお住まいの方や、これらの地域を頻繁に走行する方は、洗車がサビ予防の基本中の基本となります。単に車を綺麗にするだけでなく、ボディや下回りに付着した塩分を効果的に除去することが重要です。
まず、洗車の頻度ですが、海沿いや雪国では、週に一度、または雨や雪が降った後には必ず洗車することをおすすめします。特に、融雪剤が散布される冬場は、塩分が付着しやすいので注意が必要です。
洗車時には、以下の点に注意しましょう。
- 下回りを重点的に洗う: 塩分は車の下回りに溜まりやすいため、高圧洗浄機やホースを使って、タイヤハウス、フレーム、マフラー周辺などを念入りに洗い流してください。市販の車用下回り洗浄剤を使用するのも効果的です。
- 適切な洗剤を選ぶ: 塩分除去効果のあるカーシャンプーを選ぶと、より効果的に塩分を落とすことができます。中性洗剤でも構いませんが、洗車スポンジやクロスでボディを傷つけないよう、優しく洗いましょう。
- すすぎは十分に: 洗剤成分や、洗い流しきれなかった塩分が残らないよう、しっかりと水で洗い流すことが大切です。特に、ドアの内側や細かな隙間にも塩分が残りやすいので、注意してすすいでください。
- 乾燥をしっかり行う: 洗車後は、水分が残っているとそこからサビが発生する可能性もあります。セームタオルやマイクロファイバークロスなど吸水性の高い布で、ボディ全体をしっかりと拭き上げてください。ドアを開けた箇所の水滴も忘れずに拭き取りましょう。
防錆スプレーの使い方
洗車だけでは不安な場合や、より長期的なサビ対策をしたい場合には、防錆スプレーの活用がおすすめです。DIYで手軽に施工でき、費用も比較的安価で済みます。
防錆スプレーには、一時的な効果のものから、数年間効果が持続するものまで様々な種類があります。愛車の使用状況や保管場所に合わせて選びましょう。
- 選び方のポイント:
- 持続性: 長期間効果を持続させたい場合は、成分や耐久性を確認し、信頼できるメーカーの製品を選びましょう。
- 塗布箇所: 下回り専用、ボディ用など、用途が分かれている製品もあります。目的に合ったものを選んでください。
- 成分: シリコン系、フッ素系、ワックス系など、成分によって特性が異なります。一般的には、耐久性の高いものがおすすめです。
- 効果的な塗布箇所:
- 下回り: 最も塩害の影響を受けやすい箇所です。フレーム、メンバー、デフ、ドライブシャフト、ブレーキ周りなどを中心に、満遍なくスプレーします。
- タイヤハウス: タイヤハウスの内側やフェンダーの内側は、泥や塩分が付着しやすい箇所です。
- ボディの裏側: ドアの裏側、ボンネットの裏側、トランクの裏側など、普段見えにくい箇所もサビが発生しやすいポイントです。
- 正しい使い方:
- 脱脂・清掃: 施工箇所を綺麗に洗浄し、油分や汚れをしっかりと落とします。脱脂剤を使用するとより効果的です。
- マスキング: 塗布したくない箇所(ブレーキローター、マフラーの排気口など)は、マスキングテープや養生シートで保護します。
- スプレー: 製品の説明書に従い、適切な距離から均一にスプレーします。一度に厚塗りせず、薄く複数回に分けて塗布するのがコツです。
- 乾燥: 十分に乾燥させます。乾燥時間は製品によって異なりますので、説明書を確認してください。
DIYでの施工は、手間はかかりますが、愛車を大切にする気持ちが形になる作業です。定期的に行うことで、サビの発生を未然に防ぐことができます。
定期的な点検のススメ
サビは早期発見・早期対処が何よりも重要です。DIYでのメンテナンスの一環として、定期的にご自身で車を点検する習慣をつけましょう。
- 点検の頻度: 最低でも月に一度、可能であれば洗車の際などに、車全体をチェックする習慣をつけましょう。
- チェックポイント:
- ボディ: 塗装の剥がれ、小さな傷、変色などがないか、光に当てて確認します。特に、ドアのエッジ、バンパーの取り付け部分、ルーフの端などは注意深く見てください。
- 下回り: 車の下に潜り込み、フレーム、マフラー、燃料タンク、サスペンションアームなどに、赤茶色のサビが発生していないか確認します。泥や融雪剤が付着したままになっていないかもチェックしましょう。
- タイヤハウス: タイヤハウスの内側は、泥や塩分が溜まりやすく、サビが発生しやすい箇所です。手で触って、サビの粉が出てこないか、塗装が剥がれていないかなどを確認します。
- ドア、ボンネット、トランク: ドアを開けた内側の縁、ボンネットやトランクの裏側なども、水滴が溜まりやすくサビやすい箇所です。隙間などをよく確認してください。
- マフラー: マフラーの表面だけでなく、固定している部分や接合部などもサビやすいので、チェックしましょう。
- サビの兆候:
- 赤茶色の粉: サビの初期段階では、表面に赤茶色の粉のようなものが見られます。
- 塗装の膨らみ: サビが進行すると、塗装の下でサビが広がり、塗装がプクッと膨らんでくることがあります。
- 穴あき: サビが進行し、金属が薄くなると、穴が開いてしまうこともあります。
もしサビの兆候を見つけたら、放置せずに次のセクションで解説する対処法を参考に、早めに対処することが大切です。日頃の点検は、愛車を長く快適に乗り続けるための、最も簡単で効果的な「予防策」と言えるでしょう。
専門業者に依頼するメリットと注意点
DIYでの対策も重要ですが、より確実で効果的な塩害対策を求めるなら、専門業者への依頼も有効な選択肢です。プロの技術と設備を活用することで、愛車を塩害からしっかりと守ることができます。
プロによる防錆処理
専門業者に依頼する最大のメリットは、その高い専門性と技術力にあります。彼らは、車の構造や素材、塩害によるダメージの特性を熟知しており、最適な防錆処理を施してくれます。具体的には、以下のようなサービスが提供されています。
- 下回り防錆処理: 車の最も錆びやすい部分である下回りを中心に、特殊な防錆剤を吹き付け、塩分や融雪剤の付着を防ぎます。これにより、フレームやマフラーなどの腐食を効果的に抑制します。
- 錆の除去・補修: 既に発生してしまった軽度から中程度の錆に対して、専門的な工具や薬剤を用いて丁寧に除去し、再発防止のための処理や塗装を行います。
- ボディ全体の防錆コーティング: 下回りだけでなく、ボディ全体に長期的な防錆効果を持つコーティングを施すことで、塩分や湿気から車体を保護します。
これらの処理は、DIYでは難しい高度な技術や、専門的な機材(高圧洗浄機、スチーム洗浄機、専門の塗装ブースなど)を必要とすることが多く、プロに任せることでより確実な効果が期待できます。
業者選びのポイント
専門業者に依頼する際には、いくつかの重要なポイントを押さえて、信頼できる業者を選ぶことが不可欠です。悪質な業者に当たってしまうと、期待した効果が得られないだけでなく、かえって車を傷つけられたり、不必要な費用を請求されたりする可能性もあります。
- 実績と評判の確認: その業者がどれくらいの期間、防錆処理を行っているか、過去の施工事例や顧客からの評判(口コミサイトやレビューなど)を調べましょう。特に、塩害対策の実績が豊富な業者を選ぶと安心です。
- 説明の丁寧さ: 施工内容、使用する薬剤、効果の持続期間、保証の有無などについて、納得いくまで丁寧に説明してくれる業者を選びましょう。不明な点や疑問点があれば、遠慮なく質問することが大切です。
- 「サビ隠し」に注意: 一部の悪徳業者は、錆をきちんと除去せずに、上から塗装やコーティングを施すだけの「サビ隠し」を行うことがあります。これは一時しのぎにしかならず、内部で錆が進行してしまうため、絶対に避けなければなりません。業者が錆の除去工程をしっかり説明してくれるか、工程の写真を見せてくれるかなどを確認しましょう。
- 料金の相場を把握: 事前に複数の業者から見積もりを取り、料金の相場を把握しておきましょう。極端に安すぎる、または高すぎる場合は注意が必要です。料金体系が明確で、追加料金が発生する可能性がある場合は、その条件も事前に確認しておきましょう。
- 保証の有無: 施工後の保証が付いているかどうかも重要な確認事項です。万が一、施工後に問題が発生した場合に、無償で再施工や修理を行ってくれる保証があれば、より安心して依頼できます。
これらのポイントを参考に、ご自身の車の状態や予算に合った信頼できる専門業者を見つけ、愛車を塩害からしっかりと守りましょう。
地域別の塩害対策のポイント
ここまで、塩害が車に与える影響や、その具体的な対策方法について解説してきました。しかし、塩害の影響は車の利用環境によって大きく異なります。海沿いの地域と雪国では、塩害の原因となる物質やその付着の仕方が違うため、それぞれに合わせた対策が必要です。ここでは、あなたの住む地域に合わせた、より効果的な塩害対策のポイントをご紹介します。
海沿いでの注意点
海からの潮風に含まれる塩分は、車のボディや下回りに直接付着し、サビを急速に進行させる大きな原因となります。特に、海に近い地域にお住まいの方や、海沿いを頻繁に走行する方は、以下の点に注意しましょう。
- 洗車の頻度を増やす: 通常よりも頻繁に洗車を行い、ボディや下回りに付着した塩分を洗い流すことが最も重要です。特に、潮風が強い日や、海辺を走行した後は、できるだけ早く洗車しましょう。
- 下回りの洗浄を徹底する: 塩分は車の床下部分に溜まりやすいため、洗車の際は下回りを重点的に洗い流してください。高圧洗浄機を使用したり、洗車機の下部洗浄コースを活用するのも効果的です。
- 防錆コーティングの検討: 定期的な防錆コーティングは、塩分による腐食から車体を保護するのに役立ちます。特に、下回りへのコーティングは効果が高いです。
- こまめな拭き取り: 洗車ができない場合でも、ボディに付着した潮風を水で洗い流したり、柔らかい布で拭き取るだけでも、サビの進行を遅らせることができます。
雪国での注意点
雪国では、冬場に道路に散布される融雪剤(塩化カルシウムなど)が、車のサビの主な原因となります。融雪剤は雪が解ける際に車体に付着するため、雪が降っている間だけでなく、雪が解けた後も注意が必要です。
- 融雪剤散布後の洗車: 融雪剤が散布された道路を走行した後は、速やかに洗車を行い、車体に付着した融雪剤を洗い流しましょう。特に、下回りは融雪剤が溜まりやすいので念入りに洗浄してください。
- 下回りの徹底的な洗浄: 雪国での洗車は、海沿い以上に下回りの洗浄が重要です。雪が解けた後も、道路に残った融雪剤が車体に付着する可能性があります。
- 融雪剤対応の防錆剤の使用: 融雪剤は金属を腐食させる力が強いため、融雪剤対策に特化した防錆剤やコーティング剤の使用を検討しましょう。これらの製品は、融雪剤の腐食作用から車体を保護する効果が高いとされています。
- 定期的な点検: 冬季の間は、定期的に車の下回りなどを点検し、融雪剤の付着状況やサビの兆候がないかを確認するようにしましょう。
- 融雪剤の除去: 洗車後も、車体に付着した融雪剤が乾燥して残っている場合があります。可能であれば、水で洗い流したり、濡れタオルなどで拭き取るとより効果的です。
まとめ:塩害から愛車を守り、カーライフを快適に!
ここまで、塩害が車のサビに与える影響、発生しやすい場所、そして効果的な対策方法から、サビが発生した場合の対処法、DIYメンテナンス、専門業者への依頼まで、塩害対策の全てを網羅してきました。
海沿いや雪国にお住まいの方、またはこれらの地域を頻繁に利用される方は、この記事で紹介した対策を参考に、日頃から愛車のお手入れを心がけてください。適切な対策を行うことで、愛車をサビから守り、その価値を維持し、より長く快適なカーライフを送ることができるでしょう。
軽度のサビ補修から、広範囲に進行したサビの本格的な修理、そして専門的な対策まで、お困りの際はぜひ板金塗装専門店である池内自動車にご相談ください。
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