車のバックドア修理にかかる修理代と時間の目安はどれくらい?
更新日:2024/11/22 | 公開日:2021/10/20
車のバックドアに傷やへこみができてしまうと、目立つ分なかなかショックを受けるかと思います。
バンパーなどと違い、ドアとなるとやはり直すのも手間がかかり、お金も時間もかかります。
また、バックドアの損傷をそのままにしている人も多く見かけますが、損傷の具合によってはさらに車がダメージを受けるため、修理は早い方が賢明です。
本記事では、そんな気になるバックドアの傷やへこみ修理にかかる費用と時間を具体的に解説します。
また、バックドアが開かない!と困っている方向けに、その原因と対処法を先にお伝えしますので、参考にしてみてください。

日守翔吾
大手中古車販売店で7年ほど経験を積んだ後、工場長板金塗装に従事。工場長の経験の経験を経て、2022年に株式会社イケウチに入社。豊富な経験を持ち、板金塗装を中心とした自動車修理業界に精通している。これまでに10,000台以上の車両修理を監修し、お客様からの信頼も厚い。
車のバックドアが開かない!その原因と対処法とは?

車のバックドアが開かない理由は、色々なケースが考えられます。
この後紹介するリモコンキーの電池切れのように特に大きな心配が不要な場合もあれば、パーツなどの不具合で修理が必要な場合もあります。
こちらでは、車のバックドアが開かない理由(よくある原因)について、いくつか紹介していきます。
リモコンキーの電池切れ
車のリモコンキーは、ボタン電池というものがほとんどの場合内臓されており、その電池が切れることでトランクやバックドアなどがリモコンで開かなくなります。
その場合は、リモコンではなく鍵穴にキーを直接差して開け閉めすることになります。
電池というものはどれも消耗品です。ですので、この場合は新しい電池に交換すれば問題なく、電池切れは故障ではありません。
リモコンキーの電池交換は、ドライバーなどを使って簡単に交換でき手軽です。
どうしてもやり方が分からない方は、カー用品店のスタッフなどに相談してみると良いでしょう。
バッテリー上がり
バッテリー上がり=車の電気が切れた状態のことです。
ドアなどの車の開け閉めは電気で作動しているものが今はほとんどなので、電気切れ状態であるバッテリー上がりはバックドアが開かない原因の一つです。
しかしバッテリー上がりは、他の車のバッテリーなどから電気を充填することで直せます。
近くのスタンドやカー用品店、JAFや任意保険のロードサービスなどに登録している方は連絡して対応してもらいましょう。
車はエンジンが作動すると発電しており、常にバッテリーに電気を蓄えています。
しかし、ほぼ毎日車を走らせているのにバッテリーが上がってしまう場合は、バッテリーに寿命がきている可能性もあり得ます。
一般的に2~3年でバッテリーの寿命は来るので、バッテリー上がりが起こる前に事前に交換しておきましょう。
配線切れまたはヒューズ切れ
もう一つの原因に、配線切れやヒューズ切れによるものがあります。
これは、電気が正常に供給されず、これが原因でバックドアなどが開かないことがあります。
配線切れやヒューズ切れは修理が必要なので、なるばく早く工場などに持っていって点検してもらいましょう。
自分で直すには難易度が高いので、なるべく避けましょう。
車のバックドア修理にかかる修理代(業者別および修理内容別の比較表つき)

では次に、車のバックドア修理にかかる費用から解説していきます。
こちらでは、傷、へこみ、ドア交換の3パターンに分けてそれぞれ簡単に解説し、その後に分かりやすく比較表を作成しています。
車のバックドア修理(擦り傷、小さな引っかき傷修理の場合)
小さな引っかき傷であれば、タッチペンを使うことで自分でDIY修理もできます。
カー用品店やネットショップでもタッチペンは販売されていますので、自分の車の色に合ったものを探してみましょう。
費用は1,000円前後で、傷の上をタッチペンで色塗りした後、はみ出た箇所をコットンなどで拭くことで綺麗に仕上がります。
業者に依頼した場合の修理代相場は、2万円〜4万円以上です。
また、池内自動車なら19,800円均一(10cm以内の傷の場合)で綺麗に修理が可能です。
DIY修理に自信がない方は、業者に依頼がおすすめです。
車のバックドア修理(へこみ修理の場合)
ドアをなにか障害物などにぶつけて凹みができてしまった場合、基本的に引っかき傷以上の修理が必要になります。
ドア内部は基本的に空洞になっており、少しの衝撃で大きな損傷ができやすいので十分注意しましょう。
やはり傷の修理よりは難易度も高く、へこみの修理費用は4万~6万円前後かかるのが相場です。
また、車のドアの凹みは放置するとサビの原因にもなりますので、早めに補修しましょう
池内自動車なら25,300円均一(10cm以内のへこみの場合)でドアのへこみ修理が可能です。
車のバックドア修理(ドア交換修理の場合)
車の損傷が大きい場合、車のドアを丸ごと交換する必要があります。
その場合の修理費用は、国産車であればドア1枚で10万円程度とかなりの額が必要です。
さらに外車の場合は部品調達のため海外から輸入する必要があり、輸送費がかかるので数十万円の費用が発生してしまうこともあるため覚悟が必要です。
ドア交換はなるべく避けたいので、安全運転を心がけて日頃運転するようにしましょう。
車のバックドア修理、業者別および修理内容別の修理代まとめ表
下記に、より詳細な料金の比較表を業者別に出していますので、ぜひ参考にしてみてください。
車のバックドア修理 | 擦り傷修理代 (10cm以内) | へこみ修理代 (10cm以内) | ドア交換の修理代 |
ディーラー | 40,000円〜 | 60,000円〜 | 100,000円〜数十万円 |
カー用品店 | 20,000円〜40,000円 | 40,000円〜50,000円 | 修理不可が多い |
板金業者(※) | 19,800円均一 | 25,300円均一 | 都度お見積もり |
※各業者の修理代の目安は池内自動車調べによる
以上が、修理の内容と業者別による料金比較表です。
池内自動車では、業界最安級でのサービスを提供しています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
また、その他の車の傷や凹みの修理料金が気になる方は、↓こちらの記事も参考にしてみてください。
車のバックドア修理にかかる時間

最後に、業者に依頼した場合の車のバックドア修理にかかる平均的な時間を解説します。
傷の場合は、おおよそ2日〜4日程度が相場です。
バンパーなどの小さいものだと2日あればほとんどの場合は修理が終わります。
次に凹み修理の場合ですが、凹みの範囲によって違いはありますが、だいたい5日間程度が相場です。傷修理よりは時間がかかります。
最後にドア交換修理ですが、最低でも1週間以上の時間はかかると考えておきましょう。
部品の調達もありますし、ドア交換に必要な時間と手間は多くなってしまいます。
まとめ

以上、車のバックドア修理にかかる修理代と時間の目安を解説しました。
まとめると、
・車のバックドア修理にかかる修理代は、傷修理をDIYする場合は2万円〜、へこみ修理は4万円〜、ドア交換の場合は場合によっては数十万円
・車のバックドア修理にかかる時間は、傷の場合で2日〜4日程度、へこみの場合で5日間程度、交換の場合は最低でも1週間以上
以上です。
池内自動車では、バンパーの傷修理などは3,300円均一などで行なっており、業界最安級の料金で板金修理サービスを提供しています。
お車の修理などでお悩みの際は、ぜひ池内自動車にお気軽にご相談ください。
損傷をそのまま放置すると車のダメージも増えるため、放置は厳禁ですよ。

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