車のボディにできた深くえぐれた傷!修理代や相場費用を解説!

板金塗装全般

深くえぐれたひっかき傷…。

愛車のボディにえぐられた傷があるとショックですよね。

車の傷は自分の運転ミス以外にも、知らないうちに付いていることがあります。

深くえぐられた傷は、そのまま放置していると危険な状態になる恐れもあるのでなるべく早めに対処したいものですよね。

そこで、この記事では車のボディにできたえぐれた傷を修理する方法や、その際にかかる修理代など詳しく解説していきたいと思います。

車のボディに深い傷ができてしまった方はぜひ参考にしてみてください。

車に傷ができる原因!中にはえぐれた傷になることも…。

車に傷ができる原因はさまざまで、中には知らない間に傷ができてしまったということもよくあります。

目立たないすりキズ程度ならまだいいのですが、深くえぐれた傷になってしまうのは嫌ですよね。

そこで、車に傷ができる原因をお伝えしますので、事前に防げるものは対策を取るようにしましょう。

車のえぐれた傷:①走行中の飛び石

まずは走行中の飛び石です。

道路には細かい石がたくさんあり、前を走行している車の溝に挟まった石が飛んでくることがあります。

特に高速道路やバイパスなどではスピードも出ているので飛び石の威力が強くなり、場合によってはえぐれた傷やへこみの原因となることもあります。

安全運転はもちろんですが、車間距離などにも気を付けて走行するようにしましょう。

車のえぐれた傷:②壁や障害物に車をぶつける

続いては単なる運転ミスですが、壁やポールなどの障害物に車をぶつけて傷やへこみを作ってしまうことがあります。

特に慣れていない駐車場でぶつけてしまったりカーブで巻き込んでしまったりすることが多いので、車幅などはしっかり把握しておきましょう。

車のえぐれた傷:③鍵やキーホルダー、バッグなどの金属類

続いては金属類によるすり傷です。

車の鍵につけたキーホルダーやバッグに付いている金属類などでボディをこすって傷ができてしまうことがあります。

車両付近ではキーホルダーなどの金属類がぶらぶらしないように抑えるなど注意しましょう。

車のえぐれた傷:④縁石

続いては縁石による傷です。

縁石に乗り上げるときや下りるときに、車の底を擦ってしまい傷ができてしまうことがあります。

特にセダンやスポーツカーなどの車高の低い車はぶつけやすいので注意が必要です。

車の底はエンジンに直結するような重要なパーツがたくさんあります。

そのため、傷ができるだけでなく、エンジントラブルなどが起こる危険性もあるので十分注意しましょう。

コツとしては、縁石に対して正面から入るのではなく、タイヤを1つずつ斜めに入ると擦りづらくなります。

車のえぐれた傷:⑤洗車

最後は意外かもしれませんが、洗車による傷です。

これは、ボディにほこりなどが付着したまま洗車をすると、小さな傷ができてしまうということです。

そのため、洗車の前にほこりなどはキレイにしてから行うようにしましょう。

また、ブラシで傷を付けてしまう可能性もあるので、なるべく柔らかいブラシを使用すると安全です。

車のえぐれた傷は早めに修理しよう!その理由とは

車に傷ができても、そのまま放置している方は多くいます。

浅く小さな傷ならまだしも、深くえぐれた傷の場合は特に早急な対処が必要です。

その理由の1つが“ボディにサビが生じてしまう”からです。

車のボディに傷ができると、塗装の剥がれた部分から汚れや水分が侵入し、サビになってしまいます。

サビが進むと、ボディに穴が開いたり別の場所まで腐食したりする可能性があるので、なるべく早めに修理することが大切です。

ドアやバンパーは深くえぐれた傷ができやすい?

車のボディの中でも、ドアやバンパーは特にえぐれた傷ができやすいパーツです。

バンパーは車の前後に設置されており、人身事故などの接触事故の際に衝撃を和らげてくれる役割があります。

そのため、ボディの中でも最もぶつかりやすく、深くえぐれた傷ができやすいパーツでもあります。

バンパーに次いで深い傷ができやすいパーツがドアです。

曲がり角などの巻き込みで擦ってしまうことが多く、広範囲な傷になることが多くなっています。

深くえぐれた傷になると修理も大変になるので、車が傷付かないように安全運転を心がけましょう。

車のえぐれた傷は専門業者に修理してもらうのがベスト!

ボディにえぐれた傷ができた場合、修理代を抑えるために自分で修理することを考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、えぐれた傷の場合は専門業者に修理を依頼するのが賢明です。

その理由をお伝えしていきます。

車のえぐれた傷修理:理由①初心者では難しい

1つ目は、初心者では難しいという点です。

最近では、ネット上やYouTubeなどに車のセルフ補修についての記事や動画がたくさんアップされています。

その記事や動画を見ながら自分でセルフ補修に挑戦してみてもいいのですが、やはり、えぐられるほどの深い傷の修理は一筋縄ではいきません。

コンパウンドやタッチペンで修理できるような傷ならまだしも、深い傷の修理にはパテが必要になります。

パテを使っての修理には、成形や塗装などの技術が問われるため、全くの初心者には少しハードルが高いと言えます。

また、深い傷の場合は交換が必要になることもあるので、プロに相談するのが安全です。

当社が始めた、初心者の女性が板金修理を行う「板金娘」というYouTube動画がございますので、板金修理について興味がある方はぜひご視聴ください。

車のえぐれた傷修理:理由②余計に修理代がかかることがある

2つ目は、余計に修理代がかかる可能性があることです。

浅い傷ならカーショップに売っている安い道具で修理することが可能ですが、深くえぐられた傷となると専用の道具が必要になります。

初めは何を揃えればいいのか分からず、いろいろ買ってしまい、結局必要以上にお金がかかってしまうこともあり得ます。

また、自分で修理をして失敗した場合、さらに修理代がかかることもあるのではじめからプロに依頼したほうが賢明と言えます。

車のえぐれた傷を自分で修理するなら?ボディの修理方法

車のえぐれた傷は専門業者に任せるのがベストですが、高い修理代、長引く修理期間などを考えると自分で修理したいと思う方も多いと思います。

この記事でもお伝えしてきたとおり、傷の程度によっては自分で修理することができる可能性もあります。

そこで、えぐれた傷を自分で修理する方法として「タッチペン」と「パテ」について紹介していきたいと思います。

この2つの方法で修理できないようなら、迷わず専門業者に依頼するようにしましょう。

車のえぐれた傷修理:タッチペン

バンパーなどを縁石や電柱に擦ってしまった場合にできる線状の深いひっかき傷にはタッチペンが有効です。

ちょっと深く塗装の剥がれた傷でも簡単に補修することができるので、初心者の方にもおすすめのアイテムと言えます。

■準備するモノ

・タッチペン

・コンパウンド

・マスキングテープ

・耐水サンドペーパー

・キレイな布

■補修手順

①車のボディを水洗いし、付着している汚れやほこりを取り除きます。

②コンパウンドで軽く研磨し、細かい傷や汚れをまめらかにしていきます。

③耐水サンドペーパーで傷口の表面をさらに平らにしていきます。耐水サンドペーパーの番手はキズの程度によって使い分けてください。

④傷口の周りをマスキングテープで覆い、他の場所に塗料がつかないようにします。

⑤タッチペンで補修したい傷口に塗料を塗っていきます。

➅その後、1週間ほど自然乾燥させます。少し長いですが、気長に待ちましょう。

⑦マスキングテープを外した場合は再度マスキングテープを貼ってから耐水サンドペーパーで盛り上がった塗料を研磨していきます。

⑧仕上げにコンパウンドの細目で研磨すれば完了です。

車のえぐれた傷修理:エアータッチスプレー

タッチペンを装着するだけで簡単にスプレーになるエアータッチスプレーも非常に便利です。

タッチペンだと塗装面がデコボコになってしまうことがありますが、エアータッチスプレーなら霧状なので色ムラなく塗装することが可能です。

また、普通のスプレーとの一番の違いは塗装範囲です。

エアータッチスプレーは超極細スプレーなので、筆で塗るかのようにピンポイントで傷口を塗装することができます。

傷の深さにもよりますが、手軽に塗装ができるという点では初心者の方にもおすすめの修理方法と言えます。

■準備するもの

・スプレー

・耐水サンドペーパー

・シリコンオフシート

・光硬化パテ

・マスキングテープ

・ぼかし剤

■補修手順

①まず車全体(修理したい箇所)を洗い、汚れを落とします。

②修理する箇所の周りにマスキングテープを貼り、塗料が付かないようにします。

③耐水サンドペーパーで修理箇所を研磨していきます。

④研磨が完了したらシリコンシートで汚れや脂をきっちりふき取ります。

⑤次に光硬化パテを修理箇所に塗り、付属のヘラで伸ばしていきます。

⑥5分~10分程度乾燥させ、パテが効果したら耐水サンドペーパーで再び研磨します。

⑦研磨が完了したら、傷が見えなくなるまで数回にわけてスプレーを吹きかけます。

⑧仕上げにぼかし剤で境界線を目立たなくすれば完了です。

車のえぐれた傷修理:パテ

タッチペンでも補修できないようなえぐれた傷の場合はパテを使うことになるのですが、パテ修理はとても難しいので自信のない方は絶対におすすめしません。

タッチペンなら失敗してもリカバリー用のうすめ液というものがありますが、パテは失敗してしまうとどうすることもできません。

時間と労力が無駄になり、修理代も余計に高くなってしまいます。

それでも、パテを使って自分で修理したいという方は「厚付けパテ」と「薄付けパテ」の2種類のみを使用するようにしてください。

パテには種類がたくさんありそれぞれのパーツに適したパテもありますが、基本的には厚付けパテと薄付けパテがあれば大体の傷を修理することが可能です。

厚付けパテで成型して、薄付けパテでピンホールなどを取り除くという流れになるので、自身がある方のみ挑戦してみてください。

■準備するモノ

・パテ

・マスキングテープ

・耐水サンドペーパー

・液体コンパウンド

・カラースプレー

■補修手順

①まず車全体(修理したい箇所)を洗い、汚れを落とします。

②塗料が周囲につかないように周りにマスキングテープを貼ります

③耐水サンドペーパーでへこんだ部分を削り、平らにした後パテを塗ります。

④20~30分程度自然乾燥させたら耐水サンドペーパーで盛り上がった部分を削っていきます。

⑤表面が平らになったらカラースプレーで塗装し、仕上げに液体コンパウンドでつやを出せば完了です。

車のえぐれた傷を修理依頼できる専門業者

車のボディにえぐれた傷ができた時、どこに修理を依頼すればいいのか。

一般的には「ディーラー」「板金業者」「カーショップ・ガソリンスタンド」の3つになりますが、それぞれにメリット・デメリットがあるので特長を見ていきましょう。

車のえぐれた傷修理:ディーラー

ディーラーは自車の知識が豊富な整備士が修理をしてくれるため、サービスの質が高く、安心して任せられるのがメリットです。

その反面、ディーラーは他の業者よりも修理代が高くなってしまうことがほとんどです。

また、ディーラーの中には修理工業に委託していることもあり、その場合は修理期間が長くなる可能性があるので事前に確認するようにしましょう。

車のえぐれた傷修理:板金業者

板金業者は車の修理のプロです。

純正パーツを取り扱っていない分、ディーラーよりも安い修理代で修理してくれるのが最大のメリットです。

その反面、店舗によって技術に差があったり、得意分野があったりと業者選びが大切になることもしばしば…。

それでも、値段は格段に安いため、修理代を抑えたい方にはおすすめです。

車のえぐれた傷修理:カーショップ・ガソリンスタンド

あまり修理のイメージがないかもしれませんが、カーショップやガソリンスタンドのほとんどの店舗で車の修理が可能です。

メリットは、インターネットなどで複数の店舗を一括で見積もりが取れるところです。

そのうえで、店舗を選ぶことができるので業者選びの手間も省けるのでありがたいですね。

しかし、傷の状態によっては対応できない店舗も多く、技術力にも差があるため、傷の状態などはしっかりと伝える必要があります。

車のえぐれた傷を修理する!ボディ別修理代の相場費用

専門業者に修理を依頼した際の修理代をパーツ別にお伝えしていきます。

【修理代目安表:業者別】

バンパー擦り傷(20cm以内)ボディ擦り傷・線傷(10cm以内)ボディ擦り傷・線傷(20cm以上)
ディーラー25,000円~40,000円35,000円~60,000円50,000円~80,000円
カーショップ20,000円~30,000円30,000円~50,000円40,000円~60,000円
板金業者7,000円~15,000円20,000円~40,000円35,000円~50,000円

※各業者の修理代の目安は池内自動車調べによる

修理代の目安はあくまで参考程度となり、実際の修理代は傷の程度や大きさ、パーツなどによって大きく変動する可能性がございます。

もし、すぐに見積りをとって修理代を確認したい場合は、10分以内に返信が来る弊社の超スピード見積りをご利用ください。

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車のえぐれた傷「修理代」:バンパー

縁石や壁などにこすってしまいできたバンパーの深い傷。

修理代は10x10cm程度で約2万円が相場となります。

傷の範囲や状態によってはもっと高くなり、交換が必要になるとさらに高額になることが予想されます。

車のえぐれた傷「修理代」:フロントドア・リアドア

続いてはフロントドア・リアドアです。

ドアの修理代は10x10cm程度で約2万5千円~相場となります。

車のドアは素材によって板金修理ができず交換が必要になることがあり、その場合は10万円以上になる可能性もあります。

車のえぐれた傷「修理代」:フェンダー

続いては泥除けやタイヤの接触防止などの役割があるフェンダーです。

フェンダーの修理代は10x10cm程度で約3万5千円~となります。

フェンダーの修理は車検や査定にも影響することが多いので、他のパーツよりも少し高くなっていることが分かります。

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車の修理代は高いですよね。

バンパーのちょっとした傷でも10,000円を超えるのが当たり前です。

そのため、修理代を安くしたい方は板金業者への依頼を検討してはいかがでしょうか。

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まとめ

車のえぐれた傷は早急に対応したいですが、修理するには修理代が高くなるので困ってしまいますよね。

ディーラーは修理代が高くなってしまいますが、板金業者なら安く修理でするので修理代を抑えたい方にはおすすめです。

しかし、先ほどもお伝えしたように店舗によって技術に差があることが考えられるので、業者選びは慎重に行いましょう。

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