車の傷を放置するとサビになる!?錆止め方法や修理代について
車の傷を修理せずに放置するとサビになるって知ってましたか?
分かってはいても車の修理ってお金も時間もかかるので後回しにしがちですよね。
しかし、サビになってしまうと色々と問題が出てくるもの。
そこで、この記事では自分で出来る錆止めの方法や効果的なサビ対策について詳しく解説していきたいと思います。
車にサビができて困っている方はぜひ参考にしてみてください。
【この記事で伝えたいこと】
✓車の傷を放置してはいけない理由
✓自分で錆止めをする方法
✓サビ対策
車の傷からサビに!放置してはいけない理由とは

車の傷を放置してはいけない理由として“サビになるから”とよく言われています。
しかし、なぜサビになるのか分かっていないといまいち危機感も出ませんよね。
そこで、車の傷がサビになる原因をお伝えしていきたいと思います。
車のボディは鋼板と呼ばれる鉄で作られているので、水分や塩分が直接触れるとサビになってしまいます。
そのため、ボディを守るために車には塗装が施されていますが、傷ができるとこの塗装が剥がれてしまうためサビができやすくなってしまうのです。
ちょっとした擦り傷でも、塗装が剥がれるとサビになる可能性があるのでなるべく早めに対処するようにしましょう。
サビができるとなぜ修理代が高くなるのか?
車の傷を放置してはいけない理由として、サビになると修理代が高くなってしまうことが挙げられます。
普通なら数千円~数万円で修理できる傷でも、サビがあるとサビ取りが必要になるため修理代がどうしても高くなってしまいます。
早めの修理、もしくは事前のサビ対策を徹底しましょう。
車の傷からサビに!サビ落とし・錆止めは自分でできる?

車の傷を放置してサビになってしまっても軽度なものなら自分で修理することが可能です。
サビの修理は単純にサビを取ればいいというものではなく、またサビにならないように予防することが重要になります。
それでは、サビ落とし・錆止めのやり方を紹介していきたいと思います。
車の傷がサビに!錆止め応急処置のやり方

サビができてしまった際の修理手順はこちらになります。
【サビ落とし・錆止め手順】
➀サビ落とし
②錆止めペイント
③タッチペンで塗装
④サンドペーパー・コンパウンドで傷消し
➄コーティング
➀サビ落とし
まずはサビを落とす作業からスタートします。
サビ落としセットには液体・クリーム・消しゴムとさまざまなタイプがありますが、液体やクリームは塗って放置するだけでサビが浮いてくる仕組みになっているのでとても簡単です。
あとは浮き上がってきたサビをふき取ればOKです。
②錆止めペイント
サビ落としが終わったら、サビの進行を抑えるために錆止めを行います。
錆止めペイントというものが売っているので、そちらを使用すれば問題ありません。
一回塗るたびに20分程度乾燥され、また塗るという作業を数回繰り返します。
この下処理がないと、すぐにサビが復活してしまうので忘れないように行いましょう。
③タッチペンで塗装
ペイントが乾燥したら次はタッチペンで塗装を行います。
スプレーでも塗装はできますが、色ムラができることがあるのでタッチペンがおすすめです。
自分の車のボディカラーに合ったタッチペンを購入して塗装を行います。
タッチペンにも錆止め効果はあるので最悪錆止めペイントなしでも大丈夫ですが、なるべくどちらも塗るようにしましょう。
④サンドペーパー・コンパウンドで傷消し
タッチペンの塗装が乾いたら盛り上がった部分を耐水サンドペーパーで磨き、その研磨痕をコンパウンドでキレイにしていきます。
➄コーティング
仕上げにコーティング剤でボディを保護すれば完了です。
コンパウンドで磨けば見た目もキレイになりますしツヤ出し効果もあるのですが、ボディを保護する効果はありません。
そのため、コーティング剤を使って防護幕を作ることで傷やサビの発生を防ぐことが大切になります。
車の傷、錆止め時の注意点とは

車の錆止めは、先ほどお伝えした手順で可能ですが、その際に何点か注意点があります。
錆止めは、適当にやってしまうと逆に悪化させてしまうこともあります。
そのため、これからお伝えする注意点をしっかり守って行うようにしてください。
マスキングテープで養生する
車の錆止めには、サビ落としの工程が必要です。
サビ落としは、サビ落としセットなどがありますが、基本的にサビを削り落とす作業になります。
この時、マスキングテープできっちり養生していないと、関係のない部分まで削ってしまう可能性があります。
また、マスキングテープで養生することで、塗装の際に色うつりすることも防ぐことができます。
錆止めに限らず、車の修理にはマスキングテープは必須アイテムと言っても過言ではないので覚えておきましょう。
スプレーは使わない
車の錆止めに、いきなりスプレーを使って塗装する方がたまにいますが、この行為は真似しないようにしましょう。
なぜかというと、スプレーは塗装には向いていますが、錆止めの効果はないからです。
塗装して表面だけキレイにしても、中をきっちり修理していないとサビはどんどん侵食していきます。
サビが悪化するとプロに任せる必要ができてくるので、余計に費用がかかってしまうということにもなりかねません。
塗装をするのであれば、錆止め効果もあるタッチペンを使用することをおすすめします。
自己責任
先ほどもお伝えしたように、車のサビはある程度なら自分で修理することも可能です。
自分で修理することで、修理代もかなり抑えることができますし、なにより手軽なのが最大のメリットです。
しかし、修理手順を間違える、上手くできないなどがあると逆にサビを悪化させてしまうことも考えられます。
素人では、「削る作業もどこまで削れば良いのか分からない」「塗装はどうすればいいのか分からない」と不安な方も多いでしょう。
一度削ってしまったものはもう元に戻すことはできません。
一度塗装したものを剥がすのも大変な作業になります。
自分で修理する場合は、すべて自己責任で行うようにしましょう。
少しでも不安な方は、安く修理してくれる専門業者を探して依頼するのがベストです。
車の傷がサビにならないための事前対策

自分の愛車にサビができないようにするための事前対策を紹介していきます。
洗車
1つ目の対策はこまめな洗車です。
ただし、洗車機に入れてしまうと細かな傷ができる可能性があるので、出来れば自分で洗車することをおすすめします。
自分で洗車をすることで小さな傷でも早期発見することができるので、サビになる前に対処することが可能になります。
タッチペンでの応急処置
2つ目の対策はタッチペンでの応急処置です。
先ほどもお伝えしましたが、タッチペンには錆止め効果も含まれているため、とりあえず傷口にタッチペンを塗っておけばサビの発生を抑えることができます。
ただし、あくまで応急処置なので、早めにきちんと修理するようにしましょう。
コーティング
3つ目の対策はコーティングです。
コーティングにはツヤ出し効果も他にも、傷をつきにくくする効果があります。
そのため、ボディをコーティングすることで、そもそも傷が付きにくい車にすることができます。
傷がなければサビになることはないので、事前対策としておすすめです。
錆止めが難しい場合はプロに依頼しよう

ここまで自分で錆止めを行う方法をお伝えしてきましたが、不安な方や自信がない方はプロにお願いしましょう。
今では簡単に修理できるアイテムが揃っていますが、やはりプロと素人では仕上がりのクオリティは全然違います。
少し修理代はかかりますが、どうせ修理するならキレイにしたいという方はぜひ専門業者に依頼することを検討してみてください。
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まとめ
サビが発生してからでは修理も大変ですし、何より修理代が高くなってしまいます。
できれば自分で修理したいけど、初心者にとっては車の修理は意外と難しいものですよね。
そんな方は、安くて信頼のできる専門業者を探してみてください。
修理方法や事前対策など、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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