車のボディに傷が!カンタン修理方法から修理代まで詳しく解説!
「車を縁石にこすってしまった…。」「知らない間にボディに傷ができている…。」
そんな経験ありませんか?
車のボディは意外と柔らかいため、少しぶつかっただけですり傷やへこみができてしまうものです…。
傷ができると目立ってしまいますし、サビの原因にもなるのでなるべく早く修理したいですよね。
そこで、この記事では車のボディにできた傷を自分で修理する方法から、業者に依頼した際の修理代などを詳しく解説していきます。
愛車のボディに傷ができてしまった方は、ぜひ参考にしてみてください!
車のボディにできる傷の種類と原因

まずは車のボディにできる傷の種類とその原因をお伝えしていきます。
車のボディ傷:①すり傷
車の傷で最も多いのが「すり傷」です。
車のボディについてしまうと塗装も剥げてしまうので目立ちますよね。
すり傷は狭い道を曲がる際の角や、駐車の際などにできてしまうことが多いです。
また、段差に気づかずに下部をこすってしまうこともあるので注意しましょう。
車のボディ傷:②ひっかき傷
続いて「ひっかき傷」です。
こちらの傷は猫やカラスなどの動物によってできてしまう傷です。
また、走行中に草木や飛び石などが当たってひっかいたような線状の傷ができてしまうこともあるので、スピードの出し過ぎや車間距離などにも気を付けましょう。
車のボディ傷:③へこみ傷
最後に「へこみ傷」です。
へこみ傷はそのままですが、車を壁や電柱などの障害物にぶつけてしまった際にできるものです。
慣れていない駐車場などで後方をぶつけてしまうケースも多くなっているので、焦らず落ち着いて運転するようにしましょう。
他にも、子どもたちが遊んでいるボールが当たってへこんでしまうこともあるので、駐車する場所などにも注意が必要です。
車のボディ傷の修理方法

ボディに傷ができた時の修理方法として、「自分で修理する」と「板金業者などのプロに依頼する」の2つが考えられます。
どちらが良いということはないため、これからお伝えするメリット・デメリットを把握したうえで検討してみてください。
車のボディ傷:自分で修理する
▼メリット
・修理代を安く抑えることができる
・自分の好きなタイミングで修理ができる
自分で修理する一番のメリットは、修理代を抑えることができるところです。
セルフ補修に使用する道具はすべてカーショップなどで購入ができ、価格も数千円程度とかなりリーズナブルなものばかり。
そのため、ディーラーなどの専門業者に依頼するよりもかなり修理代を抑えることが可能です。
また、わざわざ店舗に車を持っていく必要がなく、自分の空いている時間で修理ができるのでスケジュールを立てやすいのもメリットと言えます。
▼デメリット
・仕上がりにムラがある
・交換が必要なのかの判断ができない
セルフ補修の場合、色ムラができてしまったり傷を完全に隠せていなかったりと、プロと比べると仕上がり具合は格段に下がってしまうところがデメリットと言えます。
また、交換が必要なのかの判断も素人では到底できません。
交換が必要なのに修理だけで済ませると、車検や査定の際に影響する可能性もあるので十分注意しましょう。
車のボディ傷:板金業者などのプロに依頼する
▼メリット
・仕上がりが間違いなくキレイ
・安全面や車検なども考慮して判断してくれる
板金業者やディーラーなどのプロに依頼するメリットは、仕上がりのキレイさです。
その道のプロ達が修理・塗装してくれるので、品質の高さは申し分ないと言えます。
また、車検などの基準も考慮して修理くれるので、安心感があるのも魅力です。
▼デメリット
・修理代が高くなる
デメリットは修理代の高さです。特にディーラーは、小さなすり傷でも数万円の修理代かかり、へこみや交換ともなればどんどん高額になっていきます。
修理代を抑えながら品質を保ちたい方は信頼できる板金業者などがおすすめです。
車のボディ傷を自分で修理するのは危険?傷修理によるリスク
車のボディ傷を自分で修理することは多少のリスクが考えられます。
カーショップに売っている傷消し剤や修理キットでカンタンにセルフ補修することは可能ですが、傷の程度によっては少し技術が必要なことも…。
パテや塗装などは失敗すると余計に修理代が掛かってしまうこともあるので、修理する前に一度こちらの動画をご覧ください。
全くの素人娘が板金塗装に挑戦するという動画で、板金塗装のやり方や難しさなど参考になるかと思います。
車のボディに傷が!傷消し剤を使ったセルフ修理法

それでは、車のボディにできた傷を直すためのセルフ修理法を4つご紹介します。
どれも初心者の方でもカンタンにできる修理法なので、ぜひ挑戦してみてください。
車のボディ傷修理:①コンパウンド
■準備するもの
・コンパウンド※必要に応じて2種類
・スポンジ
・布
■補修手順
①まず車全体(修理したい箇所)を洗い、汚れを落とします。
②きれいなスポンジや布にコンパウンドを付け、傷をなでるように磨きます。この時、2種類のコンパウンドを用意し、初めは粗目のコンパウンドで磨き、傷が目立たなくなってきたら細かいコンパウンドで磨くとつやが出てよりキレイに仕上がります。
③最後に水洗い、もしくは液体コンパウンドを使用してきれいに流します。
車のボディ傷修理:②タッチペン
■準備するもの
・タッチペン
・マスキングテープ
・耐水サンドペーパー
・液体コンパウンド
■補修手順
①まず車全体(修理したい箇所)を洗い、汚れを落とします。
②タッチペンの塗料が周囲につかないように、傷の上下にマスキングテープを貼り補修します。
③タッチペンは点々を打つようなイメージで塗装するのがポイントです。塗料が盛り上がってくるまで何度も繰り返します。
④塗装が終わったらマスキングテープを剥がし、1時間程度自然乾燥させます。
⑤1時間後、盛り上がった塗料を耐水サンドペーパーで削り、平らにしていきます。
⑥仕上げに液体コンパウンドでつやを出せば完了です。
車のボディ傷修理:③パテ
■準備するもの
・パテ
・マスキングテープ
・耐水サンドペーパー
・液体コンパウンド
・カラースプレー
■補修手順
①まず車全体(修理したい箇所)を洗い、汚れを落とします。
②塗料が周囲につかないように周りにマスキングテープを貼ります
③耐水サンドペーパーでへこんだ部分を削り、平らにした後パテを塗ります。
④20~30分程度自然乾燥させたら耐水サンドペーパーで盛り上がった部分を削っていきます。
⑤表面が平らになったらカラースプレーで塗装し、仕上げに液体コンパウンドでつやを出せば完了です。
車のボディ傷修理:④スプレー
■準備するもの
・スプレー
・耐水サンドペーパー
・シリコンオフシート
・光硬化パテ
・マスキングテープ
・ぼかし剤
■補修手順
①まず車全体(修理したい箇所)を洗い、汚れを落とします。
②修理する箇所の周りにマスキングテープを貼り、塗料が付かないようにします。
③耐水サンドペーパーで修理箇所を研磨していきます。
④研磨が完了したらシリコンシートで汚れや脂をきっちりふき取ります。
⑤次に光硬化パテを修理箇所に塗り、付属のヘラで伸ばしていきます。
⑥5分~10分程度乾燥させ、パテが効果したら耐水サンドペーパーで再び研磨します。
⑦研磨が完了したら、傷が見えなくなるまで数回にわけてスプレーを吹きかけます。
⑧仕上げにぼかし剤で境界線を目立たなくすれば完了です。
車のボディ傷にかかる修理代はいくらか?

車のボディにできた傷の修理にはどのくらいの修理代がかかるのか、お伝えしていきます。
車のボディ傷:修理代「すり傷」
傷の程度はもちろんですが、ドアやフェンダーなどパーツによっても修理代は大きく異なります。
一般的な相場としてドアの場合、手のひらサイズの傷で4万円~7万円。
フェンダーの場合、手のひらサイズの傷で3万円~6万円が目安となり、損傷具合やボディカラーによってはもっと高額になることも考えられます。
車のボディ傷:修理代「へこみ」
へこみ修理はすり傷修理よりも少し高くなることがほとんどです。
ボンネットやサイドで相場は3万円~、ルーフなどは5万円~10万円程度が目安となり、特に広範囲にわたるへこみの場合は10万円を超え場合によっては交換を余儀なくされることも考えられます。
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まとめ
車のボディに傷ができるとどうしても目立ってしまいます。
そのまま傷やへこみを放置しているとサビになってしまう可能性もあるので、なるべく早めの修理を心がけましょう。
車の修理代は決して安くはありません。
そのため、修理代を抑えたい方はセリフ修理か信頼できる板金業者を見つけることをおすすめします。
具体的な修理方法や修理代など、少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
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