バンパーをぶつけたら傷なしでも修理は必要?修理代や賢い保険利用について解説

バンパー修理

バンパーは、車の中で最も損傷しやすい部品です。

バンパーをぶつけたら、取付部がずれたり外れてしまうのはもちろん。

走行中に跳ね上げた小石がぶつかったり、縁石に乗り上げたりしただけで傷やへこみがついてしまいます。

最近の車はバンパーと車体が一体成型されていることが多いため、バンパーに傷があったり塗装が剥がれたりしていると、見た目にもよろしくありません。

またバンパーをぶつけて傷なしだったとしても、修理費用がもったいなくて放置していると、後々大変なことになることも…。

今回は、

■ぶつけたバンパーに修理が必要な理由

■バンパーをぶつけた時の傷やズレの修理代

■ぶつけたバンパーの修理費用に、賢く保険を使う方法

について解説します。

1.バンパーをぶつけたら傷なしでも修理が必要な理由

バンパーをぶつけたけれど、どこにも傷やずれがない!と思って修理を怠っていませんか?

バンパーの取付部や周辺には、フォグランプなどの電装部品が装着されています。

一見傷なしでも、ぶつけたバンパー周辺の電気系統が故障している可能性もあります。

そのため、ぶつけたバンパーの修理を放置していると、思わぬトラブルが発生することがあるのです。

ぶつけたバンパー周辺の電装部品トラブル

追突事故などでバンパーをぶつけた場合、目に見える傷や塗装剥がれが確認できなくても、バンパー周辺に装着されているフォグランプなどの電装部品がダメージを負っていることが少なくありません。

軽度のダメージであれば車の機能に影響はありませんが、ランプが損傷していると、内部に雨水が溜まってしまうことがあります。

そうなるとランプ内部から車体にダメージが広がったり、錆が発生して様々なトラブルに見舞われることもあるのです。

そのためバンパーをぶつけた場合は、傷・塗装剥がれ・ずれ等がなくても、まずは専門の修理業者に見積もりを依頼して車の現状を把握し、他の不具合も確認してもらうようにしましょう。

ぶつけたバンパー内部のセンサーなどへの影響

最近の車にはバンパーの前後左右に、運転や駐車を補助するためのレーダーや赤外線センサーが装備されていることがあります。

こうしたレーダーやセンサーは、縦列駐車などの際に障害物との距離を測定して、アラームや音声で運転者に知らせてくれます。

バンパーをぶつけて大きな衝撃を受けると、内部に設置されているレーダーやセンサーが壊れて、障害物の検知機能に支障を与えることがあるのです。

ぶつけたバンパーの修理は、BMWなどの高級車ほど必要

例えばBMWの最新型では、フロント&リアバンパーに、先進安全技術のセンサーが合計16 個も搭載されています。

これらの運転補助システムのレーダーやセンサーのダメージは、専門業者でなければ確認することはできず、DIYで修理することは不可能です。

BMWなどの高級車ほど、バンパーをぶつけた時は早急に専門業者やディーラーに修理を依頼しましょう。

2.ぶつけたバンパーの修理代の相場

ぶつけたバンパーの修理代は傷や塗装剥がれ、ずれの度合いなどによって異なりますが、専門業者に依頼した場合の相場は概ね以下のとおりです。

ぶつけたバンパーの傷が小さい場合の修理代

ぶつけたバンパーの傷が手のひらサイズで、塗装の必要がなければあれば、修理代は3,000円程度です。

この程度の傷であれば、工具や材料の購入費用や作業の手間を考えれば、DIYより修理業者に依頼する方がコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

ぶつけたバンパーのエアロパーツの修理代

バンパーをぶつけて、スポイラーなどのエアロパーツが傷付いた場合は、通常より修理費用が少し高めになります。

通常は3,000円〜5,000円程度が相場ですが、エアロパーツの補修には塗装が必要な場合が多く、その場合は1万円程度の費用がかかります。

ぶつけたバンパーにひび割れがある場合の修理代

ぶつけたバンパーの傷が大きかったりひび割れがある場合は、ひびの修復と塗装のやり直しが必要になるため、修理代は2万5,000円~5万円程度必要になります。

ぶつけたバンパーの交換が必要な場合の修理代

ぶつけたバンパーの損傷が大きくて修復が困難な場合は、バンパーの交換が必要です。

バンパーを交換する場合は、部品代の他にバンパーの脱着作業が必要になるため、5万円〜10万円程度の修理代が必要になります。

バンパー部品は高級車ほど高額になり、例えばBMWの最新モデルであれば、バンパー交換には取付工賃を含めて20万〜30万の費用がかかります。

ぶつけたバンパーがずれたり外れたりした場合

車が縁石に乗り上げたりすると、ぶつけたフロントバンパーが取付部からずれたり外れたりしてしまうことがあります。

バンパーがずれたり外れたりした状態で走行していると、バンパーが脱落して前輪に巻き込まれ、最悪の場合はハンドルやブレーキが利かなくなってしまう危険性があるのです。

ぶつけたバンパーがずれたり外れてしまった場合は、粘着テープなどで車体に固定して応急処置を行ってから早急に修理業者に持ち込む必要があります。

修理代の目安や相場について、さらに詳しく知りたい方はこちら⇒

3.ぶつけたバンパーはDIYで修理できる?

ぶつけたバンパーの修理をDIYで行うのは、成功すれば費用を安く抑えることができますが、修理の品質や失敗した時のリスクを考えるとお勧めはできません。

ぶつけたバンパーが樹脂製ならDIY修理も可能

現在は、車のバンパーはポリプロピレンなどの合成樹脂素材で作られています。

こうした樹脂素材で作られたバンパーは、軽い衝撃であれば弾力で元に戻るという特性があります。

そのためぶつけたバンパーが樹脂製で、傷やへこみが小さければ、カー用品店などで販売されている修理キットを用いてDIYで修理することは不可能ではありません。

ぶつけたバンパーのDIY修理で失敗するリスク

ぶつけたバンパーの修理には専用の工具や補修剤料を揃えたり、専門的な技術や知識が必要だったりするため、全くの素人が簡単に行えるものではありません。

DIY修理に失敗すると、最悪の場合にはバンパーの交換が必要になることも。

ぶつけたバンパーをDIY修理して失敗すると、余分な修理費用や手間がかかるリスクもあります。

4.ぶつけたバンパーの修理費用は車両保険or自費どちらがベスト?

Close-up of damaged car inspected by mechanic

ぶつけたバンパーの修理費用は、車両保険を使用するのか、それとも自費で修理する方がよいのか。

それぞれメリット・デメリットを考える必要があります。

ぶつけたバンパー修理費用に車両保険を利用した場合

ぶつけたバンパーの修理費用には、車両保険を利用することができます。

しかしぶつけたバンパーの修理費用に車両保険を利用すると、自動車保険の等級がダウンします。

等級がダウンすると、次年度以降の自動車保険料は大幅に高くなります。

ぶつけたバンパーの修理費用がさほど高額でない場合は、車両保険を利用すると、修理費用よりも次年度の保険料負担が大きくなってしまう場合があるのです。

ぶつけたバンパーの修理費用の保険利用はトータルコストで検討

ぶつけたバンパーの修理費用は、一般的に高額になるケースは少ないです。

車両保険を使うかどうかは、ぶつけたバンパーの修理費用と、等級ダウンによる保険料負担の増加額を考慮して検討する必要があります。

一般的にはバンパーの交換など修理費が高額になる場合を除けば、自費で修理する方がトータルコストが安くなることが多いと言えます。

まとめ

バンパーをぶつけた際の修理の必要性や、修理費用の相場、車両保険の使い方などについてご紹介しました。

ぶつけたバンパーの傷や塗装のはがれが小さい場合は、市販の修理キットを用いてDIYで修復することは不可能ではありません。

ただしDIYでぶつけたバンパーの修理を試みる場合は、修理品質の確保、失敗した場合のリスクを併せて考える必要があります。

またぶつけたバンパーの修理費用に車両保険を使う場合は、等級ダウンによる保険料の増加も考慮する必要があります。

バンパーをぶつけたりして傷が付いたり塗装がはがれたりしていると、見栄えが悪いだけでなく、破損の程度や内容によっては安全性確保が不十分とみなされて車検にパスしないことがあります。

バンパーをぶつけたら、一見傷や塗装剥がれやずれ等がなくても、早急に専門の修理業者に状態を見てもらいましょう。

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