バンパーの直し方4選!傷・へこみ・外れ・歪み・割れはどう直す?

バンパー修理

バンパーには、衝突事故の際にドライバーや車体を保護したり、車が歩行者にぶつかった際の衝撃を吸収する緩衝装置の役割があります。

また、衝突時の衝撃を分散・吸収させて人と車体の安全性を確保するために、プラスチックなどの柔らかい素材を用いてわざと壊れやすく作られているのです。

そのため、バンパーは走行中にはね上げた小石で傷が付いたり、縁石に乗り上げただけでへこみや歪みができたり、割れてしまうことがあります。

さらに、衝突事故などで大きな衝撃を受けた場合は、バンパーが外れてしまったりズレが生じたりすることがあります。

ここからは、壊れやすく、しかも傷つきやすいバンパーの直し方についてお伝えします。

バンパーに傷がついた場合の直し方

バンパーの傷は、最表面部、その下の塗装部、そしてバンパー本体である樹脂部分のどこまで達したかによって直し方や修理代が異なってきます。

小さな傷であれば、市販の修理キットや研磨剤を用いて自分で補修することができます。ただし、仕上がりをきれいにしたかったり、修理に失敗するリスクを避けるには専門の修理業者に依頼する方が良いでしょう。

また、傷が大きかったり深かったりすると、修理作業や工程が複雑になったり専用の修理工具や機材が必要になったりします。

そうした場合は、DIYでは修復できないので専門の業者に修理を依頼する必要があります。

表面部の傷

バンパーの表面部に付いた小さな傷であれば、修理キットや研磨剤を使って傷を目立たないようにすることができます。

ただし、研磨剤による補修だけでは完全に傷を修復することはできないので、確実な修理を望む場合は専門の業者に依頼する方が良いでしょう。

塗装部の傷

バンパー表面部の下にある塗装部の傷であっても、研磨剤などを使って目立たないようにできる場合があります。

ただし、塗装部の補修には下地処理剤や塗装剤も塗布する必要があり、自分で修理するのは簡単ではありません。

樹脂部分の傷

バンパー本体を形成する樹脂部まで達する深い傷の場合は、樹脂の部分を削ってしまう必要があります。この場合、樹脂部分が薄くならないようにパテを使用したりするなど複雑な工程の作業が必要になります。

バンパーの傷が樹脂部分にまで到達していると、自分で修理するのは諦めて専門業者に修理を依頼するのがよいでしょう。

バンパーにへこみや歪みがある場合の直し方 

バンパーのへこみや歪みが小さければ、市販の修理キットを用いて自分で修理することは可能です。

ただし、へこんだり歪んだりした部分があると、バンパー周辺の部品や車体の他の部分にまで損傷が及んでいるおそれがあります。

こうした場合は、先ず専門の業者に見積もりを依頼して損傷の状況を正確に把握するようにしましょう。

バンパー周辺部品の損傷

バンパーの周辺や内部には、追突防止や駐車補助システムに用いる赤外線センサーやレーダーが設置されていることがあります。

また、バンパーの周辺に設置されているヘッドランプやフォグランプなどの電装部品も搭載されています。

事故や衝突の衝撃でバンパーがへこんだり歪んだりした場合は、バンパーの周辺に搭載されているセンサーや電装部品が損傷して、システムが正常に機能しなくなる可能性があるのです。

車体の損傷

衝突事故などでバンパーがへこんだ場合は、損傷が車体にも及んでいることがあります。

車体に損傷があると、塗装が剥がれて鋼板が錆びたり腐食して、穴が開いてしまうおそれがあります。

バンパーが外れた場合の直し方

車が縁石に乗り上げてこすったりすると、フロントバンパーが取付部から外れてしまったり、ずれてしまうことがあります。

そうなると、バンパーが脱落して前輪がバンパーに触れてハンドルやブレーキが利かなくなってしまう危険性があるのです。

その場合は、外れたバンパーを粘着テープなどで車体に固定して応急処置をした上で、早急にディーラーや修理業者に持ち込んで本格的な修理を受ける必要があります。

特に、バンパーに追突防止や駐車補助システムの赤外線センサーやレーダーが装備されている場合は、素人が対処することは、ほぼ不可能です。

衝撃によってバンパーが取付部から外れてしまったり、ずれてしまった場合は、専門の修理業者に依頼する必要があります。

バンパーが割れた場合の直し方

バンパーが割れた場合は、部品の交換が必要になります。ただし、最近の車は、バンパーが車のデザインの一部に組み込まれており、見た目ではバンパーと車体の区別がつかない車が多くなっています。

そのため、部品を交換する場合は新しく装着するバンパーを車体の色に合わせて塗装する作業が必要です。

自分で部品の交換を行ったり塗装したりするのは、ほぼ不可能なので専門の修理業者に依頼する必要があります。

バンパーの修理にかかる費用

バンパーの修理を業者に依頼した場合の費用は、破損の程度や内容によって異なります。

バンパーの傷が小さい場合

大きさが手のひら程度の小さな傷で、バンパーにへこみがない場合の修理費用は数千円〜1万円以内です。

バンパーの傷が大きい場合

手のひらサイズを超えるような大きな傷があったり、バンパーにへこみや歪みがある場合は、板金で歪みを補正したり塗装のやり直しが必要になります。この場合の修理費用は、およそ2.5万円~4万円です。

バンパーの傷が全面に及ぶ場合

バンパーの傷が全面に及んでいる場合は、全面の補修や塗装作業が必要です。この場合の修理費用は、およそ3万円~5万円になります。

バンパーの交換が必要な場合

バンパーのへこみや歪みが大きかったり、ひび割れがあったりして板金塗装で補修できない場合は、部品の交換が必要です。

その場合は、部品価格の他にバンパーの脱着や塗装作業が必要になるため、およそ5万円~10万円の修理費用がかかります。

まとめ 

バンパーの傷やへこみが軽微であればDIYで直すことは可能です。ただし、DIYで直せる損傷かどうかを素人が判断するのは簡単ではありません。

中途半端な補修をして失敗すると、破損が広がったり、見た目が悪くなってしまうおそれもあるのです。

また、バンパーが割れたり、大きなへこみがあると修理ができないため、部品を交換する必要があります。

さらに、バンパーが取付部から外れたりずれたりしていると、落下してしまう可能性があるので、必ず専門業者に修理を依頼するようにしましょう。

壊れたバンパーを直すには、専用の修復材料や工具が必要であり、さらに修理に失敗するリスクを考慮するとDIYは必ずしもコストパフォーマンスが良いとはいえません。

むしろ、最初から専門業者に依頼した方が結果的に安価で確実に修理できることが多くなります。

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