スズキ ジムニーのボディ修理費用はいくら?樹脂パーツと鉄板パネルで変わる料金を解説

更新日:2026/09/14 | 公開日:2026/09/25

値段・費用

スズキ ジムニーのボディ修理費用はいくら?樹脂パーツと鉄板パネルで変わる料金を解説

林道から戻ってきたら、オーバーフェンダーの角が白く擦れていた。駐車場で切り返したときに、ドアを柱に当ててしまった。ジムニーは外に持ち出して使う車なので、傷がつく場面もそれだけ多くなります。

困るのは、修理代の見当がつきにくいことです。同じ「10cmの擦り傷」でも、当てた場所が黒い樹脂のフェンダーなのか、ドアの鉄板なのかで、料金の出発点が変わります。ジムニーは1台の外装にその両方が並んでいる車なので、なおさら分かりにくくなります。

板金塗装を扱っている立場から、ジムニーのどこが樹脂でどこが鉄板なのか、素材によって費用がどう変わるのか、実車を見ないと決まらないのはどこかを整理します。金額を出せない部分は、出せないと書きます。

その傷、いくらで直るか
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修理費の回答は原則10分以内にお返しします。
バンパーのすり傷(10cm以内)なら3,300円〜(税込)です。

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※回答が10分を超えた場合は、修理代金から1,000円を差し引きます。

ジムニーの外装は、樹脂パーツと鉄板パネルが隣り合っている

ジムニーの外装を素材で分けると、大きく2つになります。

樹脂(プラスチック)のパーツは、前後のバンパー、タイヤの上に張り出したオーバーフェンダー、ドアミラーのカバーなどです。グレードによって、黒い素地のまま使われているものと、ボディと同じ色に塗られているものがあります。

鉄板のパネルは、ドア、その奥のフェンダー、ボンネット、ルーフ、後ろのバックドアといった、車体そのものを作っている部分です。

この2つは修理の工程がまったく違います。樹脂は削って埋めて塗れば形が戻りますが、鉄板は凹んだ面を裏から起こす、あるいは表から引っ張るという、形を戻す工程が先に入ります。工程が違うので、料金表も別々に組んであります。

ジムニーの場合、この境目がタイヤまわりに集まっています。オーバーフェンダーは樹脂、そのすぐ内側のフェンダーパネルは鉄板です。1回の接触で両方に傷が入ることも珍しくありません。部位ごとの一覧は部位と損傷ごとの修理料金の目安にまとめています。

樹脂パーツ(バンパー・オーバーフェンダー周り)の修理費用

車のボディにできた擦り傷のアップ

当社の樹脂パーツの料金表は、損傷の種類と大きさで区切ってあります。

損傷10cm以内20cm以内20cm以上
すり傷3,300円〜(税込)6,000円〜(税込)10,000円〜(税込)
へこみ18,000円〜(税込)24,000円〜(税込)34,000円〜(税込)

バンパー等の樹脂パーツのすり傷は、10cm以内であれば3,300円〜(税込)から対応しています。ここでいうすり傷は、表面のクリア塗装までで止まっている浅いものを指します。

塗装が剥がれて下地の樹脂が見えているえぐれ傷は、この金額の対象外です。別料金になるので、深さがどのくらいかは見積もりのときに必ず見ます。深い傷の考え方は深くえぐれた傷の修理代と直し方でも詳しく扱っています。

樹脂が割れてしまった場合は、10cm以内で37,000円〜(税込)が目安です。それより大きく裂けているものは、裂け方と場所で作業量が変わるため、実車を見てのお見積もりになります。

なお、オーバーフェンダーのように形が独立している外装パーツは、バンパーとは別の価格帯で見る場合があります。取り付けの方法と損傷の範囲によって変わるので、写真か実車を見てから金額をお出しします。

鉄板パネル(ドア・フェンダー・ボンネット)の修理費用

鉄板のパネルは、樹脂パーツとは別の料金表になります。

損傷10cm以内20cm以内20cm以上
すり傷25,000円〜(税込)37,000円〜(税込)46,000円〜(税込)
へこみ37,000円〜(税込)46,000円〜(税込)58,000円〜(税込)

同じ10cmでも、樹脂と鉄板でこれだけ差が出ます。形を戻す工程が入ること、面が広いので塗装をなじませる範囲も広くなることが理由です。へこみの費用の考え方は車のボディのへこみ修理にかかる費用相場でも解説しています。

鉄板ならではの事情がもう1つあります。錆です。塗装が切れて地金が出ている状態を放っておくと、そこから錆が入っていきます。表面の傷のうちは塗装でおさまりますが、錆が進んでパネルが痩せると、板金では戻らなくなります。

ジムニーは足回りに泥や砂利が当たりやすい使い方をされる車です。ドアの下側やフェンダーの内側は、飛び石でクリア塗装が欠けていることがあります。飛び石の傷についてはボディの飛び石でついた傷の修理費用にまとめました。

車種とボディカラーによる割増はありません。 ジムニーだから高い、キネティックイエローのような特色だから高い、ということはなく、上の表がそのまま当てはまります。色は塗料を調色して合わせるので、色番号が何であっても作業の手間は変わりません。

ジムニーで相談が多いのは、この3か所

これまでにご相談をいただいた内容から、傷がつきやすい場所を挙げます。

1. オーバーフェンダーの角と縁

四角い形なので、狭い道ですれ違うときに角から当たります。樹脂パーツなので費用は抑えやすい一方、角は面が曲がっているため、塗装をなじませる範囲が思ったより広くなることがあります。

2. ドアの下側とサイドの張り出し

乗り降りのときに足が当たる場所、車止めをまたぐときに擦る場所です。ここは鉄板のパネルなので、樹脂パーツより金額が上がります。擦った跡が黒く残っている場合、相手の塗料が移っているだけのこともあれば、こちらの塗装が削れていることもあり、見た目だけでは判別できません。

3. バックドア(リアゲート)

開け閉めする部品なので、見た目が戻るだけでは終わりません。へこんだ鉄板は面が伸びているため、伸びた分を戻しきれていないと、閉じたときの当たり方が変わります。締まりが固い、隙間が左右で違う、といった症状が出ていないかを作業のあとに確認します。

ガードレールやポールに擦ったときの対処はガードレールに擦った時の対処法と修理費用に、バンパーをぶつけたときの判断はフロントバンパーをぶつけたときの対応と修理費用にまとめています。

黒い未塗装の樹脂が白っぽくなってきたとき

傷ではありませんが、ご相談が多いので触れておきます。黒い素地のままの樹脂パーツは、紫外線と雨風を受け続けると表面が白っぽく、粉をふいたような状態になります。オーバーフェンダーやバンパーの下側で起きやすい現象です。

当社では、白くなった未塗装樹脂を塗装して仕上げるかたちで対応しています。色と艶は戻りますが、元のざらついた素地の風合いとまったく同じにはなりません。買ったときの状態へ巻き戻すというより、色ムラが消えて全体が締まって見える、という仕上がりです。

費用は面積と形状で変わります。オーバーフェンダーの左右だけなのか、バンパーの下側まで含めるのかで作業量が変わるので、写真をお送りいただければ範囲を区切ったうえでお見積もりします。

なお、市販のケア用品やコーティング剤で黒さを戻す方法もあり、カー用品店ではこうした施工を扱う店舗もあります。当社はボディの板金塗装に専門を絞っているため、白化した樹脂については塗装で仕上げるご提案になります。塗装で直すか市販品で様子を見るかは、白化の進み具合を見て決めてください。

細い線傷は、磨きで消えるのか塗り直しが必要か

枝が当たった、洗車のときに砂を巻き込んだ。そういう細い線傷は、塗装のどこまで達しているかで扱いが変わります。

見きわめの手がかりは、爪です。傷に軽く爪を当ててみて、引っかかりを感じないなら、表面のクリア層で止まっている可能性が高くなります。引っかかるようなら、その下の色の層まで届いています。もう1つの手がかりは水です。濡らしたときに傷が見えなくなるものは浅く、濡らしても白い線が残るものは深いと考えてください。

浅い線傷は、塗装の工程に含まれる磨きで目立たなくなることがあります。ただし磨くという作業は、塗装の表面をごくわずかに削って平らにするものです。回数を重ねればいいというものではなく、削れる量には限りがあります。

深い線傷や、下地が見えている線傷は、磨いても消えません。この場合は塗り直しになります。当社では磨きを板金塗装の工程のなかに組み込んでおり、必要な範囲で行います。磨きで足りるのか塗り直しが要るのかという見きわめも、見積もりのときにお伝えします。

広い範囲に傷が散っているときは、面ごと塗り直す方法もある

1か所ずつ直す料金表とは別に、パネル1面を丸ごと塗り直す全面塗装という選び方があります。細かい傷がボンネットやルーフの全体に散っている場合、1か所ずつ数えるより結果的に安く収まることがあります。

ボンネットの全面塗装は、軽自動車クラスで35,000円〜60,000円(税込)、小型車・中型車クラスで45,000円〜80,000円(税込)が目安です。同じ面にへこみもある場合は、その分が加算されます。

ジムニーの場合、屋根やボンネットは面が平らで傷が目立ちやすい部分です。林道で枝に当てた跡が全体に散っているようなときは、1か所ずつの修理と全面塗装のどちらが安いかを比べたうえでご提案します。

どちらが得かは、傷の数と散り方で変わります。写真を見れば判断できるので、迷ったら全体が写る角度で撮って送ってください。

同じ傷でも金額が動く3つの条件

料金表はあくまで出発点です。見積もりの金額は、ここから次の3つで動きます。

1つめは深さです。 クリア塗装までで止まっているのか、下地まで到達しているのか。ここで料金表の適用範囲そのものが変わります。

2つめは、部品を外す必要があるかどうかです。 傷の位置がパーツの端にかかっていると、隣の部品を外さないと塗装がきれいに入りません。ジムニーの場合、オーバーフェンダーとフェンダーパネルの境目がこれに当たります。

3つめは、板金で直すか部品ごと交換するかです。 20cmを超えるような傷やへこみで、板金では戻しきれないと判断した場合、鉄板パネルの交換は65,000円〜80,000円(税込)が目安になります。切れや穴が開いているほど傷んでいる場合は、金額の幅が大きくなるため実車を見てのお見積もりです。

交換する場合は新品部品のほかに中古部品という選択肢もあります。費用を抑えたい場合はご相談ください。ただし部品が手に入るかどうかは車種と年式によるので、在庫があるとお約束はできません。

修理費用を抑えるために使える条件

セット割引は、鉄板パネルを2枚以上まとめて直す場合に適用します。1回の接触でドアとフェンダーの両方が変形しているようなケースが当てはまり、割引率は最大10%です。樹脂部品と交換部品を除いた合計額から引きます。オーバーフェンダーとバンパーだけの修理は対象外になります。

相見積もり割引は、他社の正式な見積書をお持ちいただいた場合に適用します。ディーラーや他の工場ですでに見てもらっている方は、その見積書をお持ちください。ただし自動車保険を適用する修理は対象外です。

引き取り・納車、または代車は、修理工賃(部品代を除く作業費用)が税込50,000円以上になる場合にご利用いただけます。どちらか一方を選ぶかたちで、併用はできません。鉄板パネルのへこみが複数箇所に及ぶと、この水準に届くことがあります。

依頼先ごとの違いや、スズキ車全般の修理の考え方はスズキ車の修理を依頼できる場所と費用の目安にまとめてあります。ジムニー以外の車種もお持ちの方は、あわせてご覧ください。

よくある質問

Q. ジムニーは部品が特殊なので、修理代も高くなりますか。

板金塗装の料金に車種による割増はありません。上の料金表がそのまま当てはまります。金額が変わるのは、傷の大きさ、深さ、そして樹脂か鉄板かという素材の違いです。部品を交換する場合は、その部品代が別に加わります。

Q. オーバーフェンダーだけを直してもらえますか。

パーツ単位での修理を承っています。ただし隣のパネルまで傷が続いている場合は、境目だけを直すと色の差が出ることがあるため、範囲を相談したうえで決めます。

Q. 修理にはどのくらいかかりますか。

塗装の範囲で収まる表面の傷であれば、最短当日で対応しています。一方で、骨格まで修正が必要な損傷になると数日かかります。どちらに当たるかは実車を確認してからのご案内です。

Q. バンパーを外す修理をすると、センサーの調整は必要ですか。

前方のセンサーやカメラが付いている車では、脱着のあとに調整が必要になることがあります。この調整は専用の機器を使う作業なので、対応できるかどうかを依頼先に確認しておくと安心です。

Q. 見積もりだけお願いしてもいいですか。

見積もりは無料で、その場でお断りいただいても費用はかかりません。無理な営業もしませんし、キャンセル料もいただきません。金額を知ってから考えたい、という使い方で問題ありません。

池内自動車の板金塗装について

池内自動車は、ボディの板金塗装に専門を絞った修理チェーンです。全国35店舗、年中無休で夜20時まで営業しており、年間39,000台以上の修理を手がけています。実際の作業内容は修理前と修理後の事例でご覧いただけます。

安く早く直せる理由は、作業を過剰にやらないことにあります。板金塗装の業界は、クレームを避けるために必要以上の工程を積み上げる傾向があり、その分だけ時間と費用がかかります。当社はしっかり直っているという水準を基準に置き、そこに必要な工程だけを積んでいます。

工程そのものは省いていません。パテも塗装も乾燥設備(ヒーター等)で焼き付けますし、色はテスト板で確認してから車体に吹きます。日焼けなどで周囲と色の差が出る場合は、隣のパネルまで塗料を薄く広げるぼかし塗装でなじませます。

見積もりはオンラインで完結します。傷の写真を送るだけ、入力は60秒ほどで終わります。回答は原則10分以内にお返ししており、10分を超えた場合は修理代から1,000円割引です。写真を送るだけの無料見積もりから、まず金額だけ確認してみてください。

まとめ:素材を見分けてから、写真を1枚送る

ジムニーのボディ修理費用は、当てた場所が樹脂パーツか鉄板パネルかで出発点が変わります。バンパーやオーバーフェンダーのような樹脂パーツは10cm以内のすり傷で3,300円〜(税込)、ドアやフェンダーのような鉄板パネルは同じ大きさで25,000円〜(税込)が目安です。

そのうえで、深さ、周辺部品の脱着、板金か交換かという3つの条件で金額が動きます。ここから先は写真か実車を見ないと決められません。

次にやることは1つだけです。傷の全体が入るように1枚、傷そのものが分かるように近くから1枚。この2枚を無料のオンライン見積もりに送ってください。金額の目安が10分ほどで届きます。料金表を先に見ておきたい方は損傷の種類ごとの料金一覧からどうぞ。

読んだ内容で迷ったら、
写真を1枚送ってみてください。

傷の程度は写真を見れば判断できます。入力は60秒、回答は原則10分以内。
修理は最短当日で仕上がります。ご来店での見積もりも無料です。

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※バンパーのすり傷(10cm以内)3,300円〜(税込)/20cm以内 6,000円〜(税込)

監修者情報
株式会社イケウチ 技術部長 日守翔吾
株式会社イケウチ 技術部長
日守翔吾

大手中古車販売店で7年ほど経験を積んだ後、板金塗装に従事。工場長の経験を経て、2022年に株式会社イケウチに入社。豊富な経験を持ち、板金塗装を中心とした自動車修理業界に精通している。これまでに10,000台以上の車両修理を監修し、お客様からの信頼も厚い。

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