ナンバープレート周りの傷・凹みの修理費用は?バンパーとバックドアで変わる相場と、ボルト穴の錆への対処
更新日:2026/10/20 | 公開日:2026/10/20
洗車をしていて、ナンバープレートの縁に沿った四角い擦り跡に気づいた。バックで駐車したとき、後ろの車止めやポールにプレートごと当ててしまった。プレートを外してみたら、ボルトの穴のまわりが茶色くなっていた。ナンバーの周りは、気づくきっかけが人によってばらばらな場所です。
迷いやすいのは、どこに頼めばいいのか、いくらかかるのかが見えにくい点でしょう。前はバンパー、後ろはバンパーだったりバックドアだったりと、車によってプレートが付いている部品が違います。部品が違えば、素材も修理の方法も変わります。
板金塗装を扱っている立場から、ナンバープレートの周りに傷や凹みができる理由、部品ごとの費用の目安、錆や割れを見分けるポイント、プレート自体が曲がったときの考え方を順に整理します。写真だけでは決まらない部分は、そう書きます。
その傷、いくらで直るか
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修理費の回答は原則10分以内にお返しします。
バンパーのすり傷(10cm以内)なら3,300円〜(税込)です。
※回答が10分を超えた場合は、修理代金から1,000円を差し引きます。
ナンバープレートの周りは、ぶつかりやすく汚れがたまりやすい場所
ナンバープレートは車の前後の中央、いちばん外側に近い位置に付いています。駐車場の車止め、壁、ポール、前の車のバンパーといった「低い位置の障害物」に最初に触れやすいのがこの高さです。
しかもプレートは金属の板で、車体から少し浮いた状態で固定されています。押されるとプレートの角や縁がバンパーやバックドアに食い込み、四角い形の擦り跡や、ボルトの位置を中心にした凹みが残ります。プレートそのものは無傷に見えても、裏側の車体に跡がついていることがあるのはこのためです。
もう1つの特徴は、プレートの裏に汚れと水がたまりやすいことです。雨や洗車の水が入り込み、砂ぼこりと一緒に残ります。プレートが振動するたびに、その砂が塗装をこすります。ぶつけた覚えがないのにプレートの裏だけ塗装がくもっている、細かい線傷がある、という相談はこの仕組みで起きています。
さらに、ボルトの穴は塗装が切れやすい場所です。ボルトを締めたり緩めたりするときに工具が当たる、締めすぎて座面の塗装が割れる、といった小さな傷が穴のまわりに集まります。
傷の原因は4つの型に分けると判断しやすい

ナンバーの周りの傷は、原因で分けると直し方の見当がつきます。自分の車がどれに近いかを先に見ておくと、見積もりのときにも話が早く進みます。
1. プレートの縁の形に沿った擦り跡
車止めや壁に軽く押し当てたときにできる、いちばん多い型です。プレートの外形をなぞるように、四角い線や角の点が残ります。塗装の表面(クリア層)でとどまっていれば、浅いすり傷として扱えます。
2. ボルトの位置を中心にした凹み
プレートごと強く押されると、力はボルトを伝って車体に入ります。そのため凹みはボルト穴のまわりを中心に出やすくなります。バンパーなら樹脂がたわんで戻りきらず、バックドアなら鉄板がへこんで形が残ります。
3. プレートの裏にできたくもり・細かい線傷
先に触れた、砂と振動によるものです。一つひとつは浅くても、プレートの大きさの範囲に広がっているのが特徴です。プレートを外すまで見えないため、車検や洗車のときに初めて気づく方が多い傷です。
4. ボルト穴まわりの錆・樹脂のひび
鉄板のバックドアやトランクにプレートが付いている車では、穴のまわりの塗装が切れたところから錆が出ます。樹脂のバンパーは錆びませんが、ボルトを締めすぎたり、押されたりしたときに、穴を起点にひびが入ることがあります。見た目は小さくても、放置で広がりやすいのがこの型です。
まず確かめたいのは「プレートが付いている部品の素材」
費用の見当をつけるうえで、いちばん効くのは傷の大きさより先に「その部品が樹脂か鉄板か」です。池内自動車の料金は、部品の素材で体系が分かれているためです。
多くの車は、前のナンバーをバンパーに付けています。後ろは車種によって違い、バンパーに付いている車もあれば、バックドアやトランクのふたに付いている車もあります。バンパーはほとんどが樹脂製です。バックドアやトランクのふたは鉄板が主流ですが、車種によっては樹脂が使われていることもあります。
見分けるいちばん簡単な方法は、プレートのすぐ横を指の関節で軽くたたいてみることです。樹脂は軽く乾いた音、鉄板は少し響く音になります。ただし自信が持てなくても問題はありません。車種と写真がわかれば、見積もりの段階でこちらが判断します。
ナンバー周りの修理費用の目安(部品の素材別)
料金はすべて税込で、大きさは損傷の長さの目安です。車種やボディカラーによる割増はありません。外車でも、パールやメタリックの色でも同じ料金表を使います。
バンパー(樹脂)にプレートが付いている場合
| 損傷 | 10cm以内 | 20cm以内 | 20cm以上 |
|---|---|---|---|
| すり傷 | 3,300円〜 | 6,000円〜 | 10,000円〜 |
| へこみ | 18,000円〜 | 24,000円〜 | 34,000円〜 |
| 割れ | 37,000円〜 | — | — |
プレートの縁の形の浅い擦り跡なら、バンパーのすり傷(10cm以内)3,300円〜(税込)がひとつの出発点です。ただしこの金額はクリア塗装までの浅い傷が対象で、塗装が削れて下の樹脂が見えている「えぐれ傷」は別料金になります。プレートの幅いっぱいに線が残っている場合は、20cm以内の区分になることも多くあります。
バックドア・トランク(鉄板)にプレートが付いている場合
| 損傷 | 10cm以内 | 20cm以内 | 20cm以上 |
|---|---|---|---|
| すり傷 | 25,000円〜 | 37,000円〜 | 46,000円〜 |
| へこみ | 37,000円〜 | 46,000円〜 | 58,000円〜 |
同じ10cmの傷でも、バンパーより金額の出発点が高くなります。鉄板は凹みを叩き出したり引き出したりして形を戻し、パテで整えてから塗る工程が入るためです。部位ごとの一覧は部位と損傷ごとの修理料金の一覧にまとめています。
錆とひびは「写真を見てから」の金額になる
ボルト穴まわりの錆は、表の区分にそのまま当てはまりません。錆がどこまで広がっているかで、削る範囲と塗る範囲が変わるためです。修理の一環として錆びた塗膜を落とし、下地を整えて塗り直す処理は対応しています。金額は写真か実車を見てお伝えします。
樹脂のひびも同じで、表面のひびで止まっているのか、裏まで抜けて割れになっているのかで区分が変わります。割れが大きく、補修より部品を替えたほうが早い場合は、新品または中古の部品との交換も選べます。部品が手に入るかどうかは車種と年式によるため、見積もりの段階でお伝えします。
部品ごとに気をつけたい点がある

素材がわかったら、次は部品ごとの注意点です。同じナンバーの周りでも、前と後ろ、バンパーとバックドアで確認するところが違います。
バンパーの場合は「プレートの取り付け部」の割れを見る
バンパーのプレートが付く部分は、ボルトを受ける部品や台座が樹脂に組み込まれています。プレートごと押されると、この取り付け部にひびが入り、プレートがぐらつくことがあります。見た目の傷が浅くても、プレートを手で揺すってがたつくなら、取り付け部を含めて見てもらってください。
後ろのバンパーの傷の原因と直し方はリアバンパーの傷の原因と修理の流れで、ぶつけたときの傷の種類ごとの費用はリアバンパーをぶつけたときの修理費用の目安で詳しく扱っています。ナンバーより広い範囲に傷があるときは、あわせて読んでみてください。
バックドア・トランクの場合は「開け閉め」と「水」を見る
後ろのプレートがバックドアやトランクのふたに付いている車では、プレートの周りに、ナンバー灯や開閉のスイッチ、バックカメラがまとまっていることが多くあります。凹みを直すときは、これらを外してから作業するのが一般的です。
ふたが強く押された場合は、凹みだけでなく閉まり方も確認します。すき間が左右で違う、閉めるときに引っかかる、雨のあとにふたの内側が濡れている。こうした状態があれば、形だけでなく建て付けも見てもらうのが確実です。バックドアの凹みの考え方はバックドアのへこみ修理の考え方、トランクのふたについてはトランクリッドの凹み・傷の修理費用で解説しています。
ナンバー灯が点かなくなった、カメラの映りがおかしいといった電気まわりの症状が出ている場合は、ぶつけた衝撃で配線や部品が傷んでいる可能性があります。電気系統の点検は整備の領域なので、依頼先が対応しているかを先に確認しておくと安心です。池内自動車はボディの板金塗装に専門を絞っており、実車を見て、板金で直せる歪みなのか別の原因なのかを切り分けるところからご相談を受けています。
放っておくとどうなるか(素材で進み方が違う)
ナンバーの周りの傷は、普段プレートの陰になっていて目に入りにくい場所です。つい後回しになりがちですが、素材によって放置のリスクが違います。
鉄板の部品で下の金属が見えている場合は、早めに手を打つほうが結果的に安く済みます。鉄は水と空気に触れれば錆び、ボルト穴のように水がたまる場所ではとくに進みやすくなります。錆は塗装の下を横に広がるため、表面に見える範囲より中が広いことがよくあります。進み方は傷を放置すると錆びる理由と錆止めの考え方で詳しく書いています。
樹脂のバンパーは錆びないので、浅い擦り傷なら急いで直さなくても車が傷むことはありません。気をつけたいのはひびです。走行中の振動やプレートの重みで、ひびは少しずつ伸びます。割れに進むと補修の区分が変わり、金額も上がります。ひびがあるかどうかの見方はバンパー割れの見分け方と車検の考え方が参考になります。
自分でできることと、頼んだほうがよいこと
プレートの裏のくもりや、ごく浅い線傷であれば、洗車のあとにプレートの周りをきれいに拭くだけで目立たなくなることがあります。ボルトを外してプレートの裏を掃除し、砂がたまらないようにするのも効果があります。
タッチアップペンは、点状の小さな欠けを埋める用途なら選択肢になります。ただしナンバーの周りは平らな面が多く、塗った跡がかえって目立ちやすい場所です。色の透けや段差が気になって塗り直すことになる方も少なくありません。塗り方のコツはタッチアップペンの重ね塗りのコツで紹介しています。
逆に、凹みがある、下の金属や樹脂が見えている、プレートがぐらつく、穴のまわりが錆びている。このどれかに当てはまるなら、自分で手を入れる前に一度見せてもらうほうが確実です。とくに錆は、上から塗るだけでは中で進み続けます。
プレート自体が曲がった・外れたときの考え方
車体と一緒にナンバープレートも曲がってしまった場合、プレートは車体の修理とは別の扱いになります。
ナンバープレートは国から交付されるもので、曲がりや割れで番号が読みにくくなった場合は、運輸支局などでの再交付の手続きになるのが一般的です。軽自動車は軽自動車検査協会が窓口です。必要な書類や費用、同じ番号を使えるかどうかは、窓口や車の種類によって違うため、手続きの前に管轄の窓口で確認してください。
もう1つ知っておきたいのが、普通車の後ろのナンバーに付いている「封印」です。左上のボルトにかぶせてある金属のキャップで、プレートを取り外す作業に関わります。後ろのナンバー周りの修理を頼むときは、プレートの取り外しを伴うかどうかと、その場合の進め方を依頼先に確認しておくと、当日になって慌てずに済みます。
ナンバーフレームやカバーを付けている方は、修理のついでに見直すのもよい機会です。フレームの縁が車体をこすって傷の原因になっていることもあります。フレームやカバーには取り付け方の基準があるため、付け直すときは基準に合うものを選んでください。
ぶつけられた・当て逃げに気づいたとき
駐車中に後ろから当てられた、戻ったらナンバーの周りがへこんでいた、というケースもあります。相手がいる事故や当て逃げの疑いがある場合は、修理より先に警察への届け出を済ませておきます。届け出の有無は、あとで保険を使うかどうかを考えるときにも関わってきます。
保険を使うかどうかは、免責金額や等級の扱いが契約によって異なるため、ご自身の契約内容を保険会社や代理店に確認してから決めてください。気づいたときの手順は当て逃げに後から気づいたときの対処法にまとめています。
後ろから強く押された場合は、見た目の凹みがナンバーの周りだけでも、奥の部品まで力が伝わっていることがあります。表面の傷や凹みだけで収まっていれば最短当日で直せますが、骨格まで修正が必要なときは数日かかります。どちらに当たるかは実車を見てお伝えします。
見積もりに出すときの写真の撮り方
ナンバーの周りの傷は、写真の撮り方で見積もりの精度が変わります。次の3枚をそろえると、素材と範囲の判断がしやすくなります。
1. 車の後ろ(または前)の全体
プレートが付いている部品がバンパーなのかバックドアなのかがわかる距離から撮ります。車種が特定できると、素材の判断が早くなります。
2. 傷の部分を斜めから
真正面からだと凹みの深さが写りません。少し斜めから、光が当たる向きで撮ると、凹みの形と大きさが伝わります。
3. 傷にできるだけ近づいて
塗装の表面だけの擦り傷か、下の金属や樹脂が見えているかを見分けるための1枚です。錆やひびがあれば、その部分を中心に撮ってください。
撮った写真は写真を送るだけの無料見積もりから送れます。直した後の仕上がりの例は実際の修理事例の写真と費用で確認できます。
よくある質問
ナンバーの周りだけを部分的に塗ってもらえますか
傷の範囲と色の状態によります。部分的な補修で周りとなじむこともあれば、日焼けで周辺の色と差が出る場合は、ぼかし塗装で境目をなじませることもあります。どこまで塗るかは、実車の塗装の状態を見て決めます。
ナンバープレートを外さないと修理できませんか
プレートの陰になる部分まで塗装する場合は、外して作業するのが一般的です。後ろのナンバーに封印がある普通車では、取り外しを伴うかどうかで段取りが変わるため、依頼の際に確認してください。
小さな凹みでも鉄板の料金になりますか
プレートが付いている部品が鉄板なら、鉄板パーツの料金体系になります。10cm以内のへこみで37,000円〜(税込)が目安です。バンパー(樹脂)の場合は10cm以内のへこみで18,000円〜(税込)です。
修理にはどれくらいかかりますか
表面の擦り傷や凹みであれば、最短当日でお返しできます。取り付け部の割れで部品の交換が必要な場合は、部品が届くまでの日数がかかります。
見積もりだけで断ってもいいですか
かまいません。見積もりは無料で、ご依頼いただかなくても費用はかかりません。無理な営業もしていないので、金額を確かめてから決めていただけます。
池内自動車の板金塗装について

池内自動車は板金塗装を専門にしている修理チェーンです。全国35店舗で、年間39,000台以上の修理を扱っています。
修理内容ごとに料金をあらかじめ決めており、バンパーなど樹脂パーツのすり傷(10cm以内)は3,300円〜(税込)、ドアやバックドアなど鉄板パーツのすり傷(10cm以内)は25,000円〜(税込)からです。パテと塗装は乾燥設備(ヒーター等)で焼き付けています。
仕上がりを限界まで追い込むために時間と費用を積み上げるのではなく、しっかり直った状態に必要な工程だけを踏む。過剰にやらないぶん、早く、安くお返しできます。全店年中無休で、夜20時まで受け付けています。
修理工賃が税込50,000円以上の場合は、無料の引き取り・納車か代車の無料貸し出しのどちらか一方をご利用いただけます。
見積もりは写真を送るだけで、60秒ほどで終わります。回答は原則10分以内で、超えた場合は1,000円割引します。来店での見積もりも無料です。写真だけでは素材や錆の範囲が判断しきれないときは、実車の確認をご案内します。
まとめ:まずプレートの付いている部品を確かめ、写真で素材と範囲を伝える
ナンバーの周りの傷を見つけたら、最初に確かめるのは、プレートがバンパーに付いているのか、バックドアやトランクに付いているのかです。ここで費用の出発点が決まります。
次に、傷の中身を見ます。下の金属が見えている、穴のまわりが茶色い、プレートがぐらつく。このどれかがあれば、後回しにせず早めに見てもらってください。錆とひびは、待つほど直す範囲が広がります。
プレート自体が曲がった場合は、車体の修理とは別に、再交付の窓口に手続きを確認します。後ろのナンバーの修理では、封印の扱いも依頼先に聞いておくと安心です。
あ、キズ直そ。全体・斜め・近くの3枚を撮って送っていただければ、60秒でお見積もりの依頼が完了します。
読んだ内容で迷ったら、
写真を1枚送ってみてください。
傷の程度は写真を見れば判断できます。入力は60秒、回答は原則10分以内。
修理は最短当日で仕上がります。ご来店での見積もりも無料です。
※バンパーのすり傷(10cm以内)3,300円〜(税込)/20cm以内 6,000円〜(税込)
日守翔吾
大手中古車販売店で7年ほど経験を積んだ後、板金塗装に従事。工場長の経験を経て、2022年に株式会社イケウチに入社。豊富な経験を持ち、板金塗装を中心とした自動車修理業界に精通している。これまでに10,000台以上の車両修理を監修し、お客様からの信頼も厚い。
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